このような疑問をお持ちではないでしょうか。
海外の仮想通貨取引所に大切な資産を預けるのは心配ですよね。
この記事では、レバレッジがどういうものか、海外の仮想通貨がどんな取引所なのか、レバレッジにおすすめの海外仮想通貨取引所について詳しく解説します。
この記事を読めば、安心して海外取引所でレバレッジが行えます。
- レバレッジ取引では保有している資産の何倍もの取引を行うことができる
- レバレッジ取引は利益が大きくなるが、その分損失も大きくなる
- ゼロカットシステムにより証拠金以上の損失はゼロになる
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目次
海外仮想通貨取引所のレバレッジ比較
各海外仮想通貨取引所の最大レバレッジは以下の表を参考にしてください。
取引所 | 最大レバレッジ | レバレッジ制限 | ロスカット水準 |
---|---|---|---|
Bybit | 100倍 | なし | 50% |
MEXC | 125倍 | なし | 調査中 |
CryptoGT | 500倍 | 1万ドルまで | 100% |
FXGT | 1000倍 | 1万ドルまで | 100% |
レバレッジ取引におすすめの海外仮想通貨取引所ランキング
レバレッジの取引におすすめの海外の仮想通貨取引所をランキングで紹介します。
おすすめの取引所は、以下の通りです。
- Bybit(バイビット)
- MEXC(MXC)
- CryptoGT
- FXGT
- Binance(バイナンス)
- Bitterz(ビッターズ)
Bybit(バイビット)
最大レバレッジ | 100倍 |
---|---|
取扱通貨数 | 300種類以上 |
取引手数料 | 0.1% |
ゼロカットシステム | 〇 |
日本語対応 | ◎ |
スマホ対応 | 〇 |
信頼度 | ★★★★★ |
バイビットは最大レバレッジ100倍で取引できます。
取引画面からカスタマーサポートまで日本語対応しているため、日本人から人気の高い取引所です。
レバレッジ取引に対応している仮想通貨も多いため、初心者から上級者まで幅広く親しまれています。
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MEXC(MXC)
最大レバレッジ | 125倍 |
---|---|
取扱通貨数 | 1,100種類以上 |
取引手数料 | 0.1% |
ゼロカットシステム | 〇 |
日本語対応 | 〇 |
スマホ対応 | 〇 |
信頼度 | ★★★★★ |
MEXCは最大125倍のレバレッジに対応しています。
他の取引所と比較して、少し高い水準になります。
取扱通貨数が豊富なため、マイナーな仮想通貨のレバレッジ取引を行いたい方におすすめです。
第4位 CryptoGT(クリプトジーティー)
最大レバレッジ | 500倍 |
---|---|
取扱通貨数 | 93種類 |
取引手数料 | 無料(スプレッドあり) |
ゼロカットシステム | 〇 |
日本語対応 | ◎ |
スマホ対応 | 〇 |
信頼度 | ★★★★ |
CryptoGTは最大500倍のハイレバレッジで取引できることが大きな特徴です。
独自の通貨ペアも扱っており、大きな利益を狙いたい方におすすめです。
取引時にスプレッドがあるため、他の取引所と比較して手数料が高くなりやすいです。
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FXGT
最大レバレッジ | 1,000倍 |
---|---|
取扱通貨数 | 13種類 |
取引手数料 | 無料(スプレッドあり) |
ゼロカットシステム | 〇 |
日本語対応 | 〇 |
スマホ対応 | 〇 |
信頼度 | ★★★★ |
FXGTは最大1000倍のハイレバレッジで取引することができます。
海外仮想通貨取引所の中でも最高レベルのレバレッジで取引を行いたい方はFXGTを利用しましょう。
取扱仮想通貨が比較的少ないので、お目当ての通貨がない場合は他の取引所も検討しましょう。
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日本人の新規登録停止中:Binance(バイナンス)
最大レバレッジ | 125倍 |
---|---|
取扱通貨数 | 370種類以上 |
取引手数料 | 0.1% |
ゼロカットシステム | 採用 |
日本語対応 | 〇 |
スマホ対応 | 〇 |
信頼度 | ★★★★★ |
バイナンスは、海外仮想通貨取引所においてユーザーの登録数と取引量が世界一です。
レバレッジは、最大125倍かけることができます。
取り扱う銘柄が豊富で手数料が安いところが特徴です。
BNBと呼ばれる独自通貨を発行しており、手数料をBNBで支払うことにより、手数料の割引が受けられます。
高いセキュリティを誇っているため、安心して取引ができます。
ただし他の取引所に比べ、取引や出金のために個人認証が必須な点は注意が必要です。
サービス終了:Bitterz(ビッターズ)
最大レバレッジ | 888倍 |
---|---|
取扱通貨数 | 13種類 |
取引手数料 | スプレッドのみ |
ゼロカットシステム | 採用 |
日本語対応 | ◎ |
スマホ対応 | 〇 |
信頼度 | ★★★ |
ビッターズは、2020年に設立した取引所です。
開発や営業、カスタマーの上層部に日本人がいるため、日本語に完全対応しています。
また、日本円で直接仮想通貨が購入が可能なため、日本人に人気のある取引所です。
レバレッジは最大888倍かけることができます。
ビッターズのデメリットは、取引できる銘柄が少ない点です。
仮想通貨におけるレバレッジについて
レバレッジとは
レバレッジを日本語にすると「てこの原理」といいます。
仮想通貨におけるレバレッジとは、小さい力で大きいものを持ち上げるように、少ない資産でも何倍もの金額で取引することをいいます。
大きな収益を得られる反面、大きな損失に繋がるリスクもあるため、注意して取引を行う必要がある。
レバレッジと現物の違い
仮想通貨の取引には、大きくわけて以下の2つがあります。
- 現物
- レバレッジ
現物とは、仮想通貨の購入時の価格で取引を行う方法です。
たとえば、取引所の口座に50万円が入っている場合は、仮想通貨を50万円分まで購入できます。
レバレッジとは、担保として預けている資産の何倍もの金額で取引できます。
つまり2倍のレバレッジの場合、50万円を担保に仮想通貨を100万円分まで購入することが可能です。
またレバレッジの取引は、仮想通貨を保有している場合は売りから始めることもできます。
価格が高騰した際に売り、逆に下がったタイミングで買い戻すことで利益が発生します。
下落相場でも利益を狙えるのは、レバレッジの魅力でしょう。
レバレッジの注意点
レバレッジは現物よりも利益が出る取引ですが、反面、損失も大きくなることに注意が必要です。
たとえば、50万円分の通貨を購入した後に10%下落した場合を想定します。
例の場合、現物では5万円の損失で済みますが、レバレッジ2倍の場合は10万円の損失を被ります。
このように損失が大きくなるため、価格が暴落した場合は大きな借金を背負う可能性があることを想定しましょう。
海外仮想通貨取引所について
海外仮想通貨取引所は、国内の取引所にはないメリットやデメリットが存在します。
海外仮想通貨取引所のメリット、デメリットを以下を解説します。
海外仮想通貨取引所メリット
海外仮想通貨取引所のメリットは、以下の4点です。
- レバレッジを高く設定できる
- 仮想通貨の銘柄が豊富
- 手数料が安価
- ゼロカットシステムの採用
レバレッジを高く設定できる
国内の仮想通貨取引所に比べ、海外の仮想通貨取引所はレバレッジを高く設定できます。
国内の仮想通貨取引所の場合、個人取引では最大2倍までしか掛けられません。
しかし、海外の仮想通貨取引所の場合「100倍」など大きな倍率を設定することが可能です。
レバレッジはリスクが高いですが、少ない金額でリターンがほしい方にはおすすめな取引といえます。
仮想通貨の銘柄が豊富
仮想通貨を取扱う銘柄が豊富であることも海外仮想通貨取引所の特徴です。
国内の仮想通貨取引所は多くても20種類程ですが、海外の仮想通貨取引所では100種類以上取り扱っている取引所も多くあります。
将来性のある銘柄に投資し大きく利益を狙える機会は、国内の仮想通貨取引所よりも多いでしょう。
手数料が安価
海外の仮想通貨取引所は、手数料が安価です。
国内の仮想通貨取引所は手数料が0.2%などに対し、海外の仮想通貨取引所は手数料が0.1%などです。
取引する際の手数料が安いため、コストを抑えることができることは海外仮想通貨取引所の魅力といえるでしょう。
ゼロカットシステムの採用
海外仮想通貨取引所の多くが「ゼロカットシステム」を取り入れています。
預けている担保の金額を超えて損失が膨らんだ場合でも、損失分をゼロにしてくれるため、預けた証拠金以上の損失が出ることはありません。
倍率の高いハイリスクなレバレッジの取引がしたい方は、ゼロカットシステムを取り入れている取引所を利用しましょう。
ゼロカットシステムとは、預けている証拠金よりも大きな損失が出た場合に、損失で出たマイナスを取引所がゼロにしてくれます。
そのため、追証が発生せず、追加で資金を入れる必要がありません。
海外仮想通貨取引所デメリット
海外の仮想通貨取引所のデメリットは、以下の3点です。
- レバレッジによる資産消失のリスクが大きい
- 法規制が日本と異なる
- 日本円を直接入金できない
レバレッジによる資産消失のリスクが大きい
海外の仮想通貨取引所は、高いレバレッジで取引が可能です。
大きな利益を狙える反面、大きな損失のリスクがあります。
レバレッジの取引を行う際は、資産消失の危険があることを念頭におきましょう。
法規制が日本と異なる
海外の法律や規制は、日本と異なります。
そのため、国内の仮想通貨取引所と同じように利用した場合、予期しないところでトラブルが発生する可能性があります。
トラブルに巻き込まれないよう、法律や規制についての情報をしっかりと収集しておきましょう。
日本円を直接入金できない
海外の仮想通貨取引所のほとんどは、日本円を直接口座に入金できません。
そのため、国内の仮想通貨取引所で必要な銘柄を購入し、海外の仮想通貨取引所の口座に送金することが一般的です。
送金については、以下の記事を参考にしてください。
海外仮想通貨取引所のよくあるQ&A
海外仮想通貨取引所についてよくある質問をまとめます。
海外仮想通貨取引所での取引の始め方は?
海外の仮想通貨取引所で取引を始めるには、以下のように行います。
- 国内の仮想通貨取引所で仮想通貨を購入
- 海外の仮想通貨取引所で口座を開設
- 口座開設した取引所の本人確認の実施
- 国内の取引所から開設した口座に仮想通貨を送金
- 海外の取引所で取引を始める
海外の仮想通貨取引所の登録方法や送金の方法については、以下の記事を参考にしてください。
日本円で入金できる海外仮想通貨取引所はある?
日本円を直接入金できる海外の仮想通貨取引所は多くありません。
クレジットカードを使用して日本円で仮想通貨を購入することが可能ですが、国内の取引所からの送金に比べ手数料が高く設定されている点に注意が必要です。
クレジットカードで仮想通貨を購入する方法については、以下の記事を参考にしてください。
税金はいつ発生するのか?
仮想通貨を購入した際の税金発生のタイミングは、海外の仮想通貨取引所に限らず「利益が発生したとき」です。
仮想通貨の場合、「売買」「交換」「使用」「取得」する際に利益が発生したとみなされます。
つまり以下のタイミングで、税金が発生します。
- 日本円で仮想通貨を売買した時
- 仮想通貨同士の取引を行った時
- 仮想通貨でサービスや商品を購入した時
- マイニングなどで仮想通貨を入手した時
個人の場合、仮想通貨で得た利益が20万円以上になると、利益に対し所得税が発生します。
仮想通貨で得た利益は、雑所得に分類されます。
よって累進課税が適用されます。
所得税の税率は、以下の通りです。
課税される所得金額 | 税率 | 控除額 |
---|---|---|
1,000円 から 1,949,000円まで | 5% | 0円 |
1,950,000円 から 3,299,000円まで | 10% | 97,500円 |
3,300,000円 から 6,949,000円まで | 20% | 427,500円 |
6,950,000円 から 8,999,000円まで | 23% | 636,000円 |
9,000,000円 から 17,999,000円まで | 33% | 1,536,000円 |
18,000,000円 から 39,999,000円まで | 40% | 2,796,000円 |
40,000,000円 以上 | 45% | 4,796,000円 |
(参考:国税庁 所得税の税率 -所得税の速算表-)
海外仮想通貨取引所での出金方法は?
海外の仮想通貨取引所から日本円で出金する方法は、以下のように行います。
- 国内の仮想通貨取引所で入金アドレスを確認
- 海外の仮想通貨取引所から国内の仮想通貨取引所に送金
- 国内の仮想通貨取引所で仮想通貨を売る
- 銀行口座に日本円を送金
出金についての詳細は、以下の記事を参考にしてください。
まとめ:海外仮想通貨取引所におけるレバレッジについて
- レバレッジは保有している資産の何倍もの取引を行うことができる
- レバレッジ取引は利益が大きくなるが、その分損失も大きくなる
- レバレッジ取引でマイナスになった場合に追証がでないようにゼロカットシステムを取り入れている海外仮想通貨取引所が存在する
\Bybit公式サイトはこちら/
レバレッジ取引は預けている資産の何倍もの金額で取引できます。
大きな利益を狙える反面、損失も大きくなる可能性があります。
海外仮想通貨取引所では、損失が大きくなり資産がマイナスになった場合に追証が発生しないようゼロカットシステムを採用している取引所が存在します。
海外仮想通貨取引所でレバレッジを始めたい場合は、ゼロカットシステムを取り入れている取引所を積極的に選びましょう。
大学卒業後に米国株取引を始める。FX、先物、CFDを経験し、2017年のビットコインの高騰を見て仮想通貨取引に参入。主に仮想通貨FXで大きな収益を得ている。長年の経験から投資・金融に関する情報を発信。現在は、Fact of Moneyの運営責任者として記事の執筆・検収を行う。