メタバースが話題になっています。
本記事ではメタバースの始め方や、「稼げる」メタバースプラットホームの紹介をします。
メタバースを始めるための5STEPの紹介や、オススメのメタバースプラットホーム5選やよくある質問も紹介いたします。
本記事を読みメタバースの世界に一歩踏み出してみましょう。
- メタバースは「スマホ」のみで始めれる
- 本格的なメタバースには「仮想通貨」と「ウォレット」が必要
- メタバースは「稼ぐ」ことができる
- メタバースが普及すると「時間や場所」にとらわれなくなる
- マーケットプレイスはBybit(バイビット)がおすすめ
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メタバースとは
メタバースとは「ネットワーク上に作られた仮想空間」のことです。
私たちの生活では身近なメタバースとしてゲームが挙げられます。
コロナ禍で大きく話題になった任天堂スイッチの「どうぶつの森」は「閉じたメタバース」と呼ばれており、気軽に楽しくメタバース体験してみたいという方にオススメしたいコンテンツです。
「meta」と「universe」をあわせた造語
メタバースとは超越したという意味の「meta」と、宇宙という意味である「universe」とを組み合わせた「造語」のことです。
世界ではじめて「メタバース」というワードが登場したのは、アメリカのSF作家である「ニール・スティーヴンスン氏」のSF小説の中でした。
1992年に発表されたこの小説の中で、「メタバース」という概念は誕生しました。
この小説が発表された30年後である現在には、メタバースは私たちの日常になりつつあります。
場所や時間に縛りがない
メタバースが日常に浸透していくと、場所や時間に縛りがなくなっていきます。
メタバースはインターネット上に「もうひとつの世界」を作り、現実世界と同じような活動をこの世界で行うことができます。
これが可能になることによって人は、「会社に出社する」や「友達と音楽コンサートにいく」などの行為を家にいながらできるようになります。
メタバースの世界では「アバター」という自分の代わりにメタバース内で活動してくれるキャラクターを扱うことにより、その世界で自由に活動できます。
メタバース内で出会った人とその場でリアルタイムに会話を楽しんだりできるので、これを応用すれば職場の方ともメタバース内で会議や会話することが可能になるのでわざわざ会社に行かなくても現実に近い感覚でコミュニケーションを取れます。
また、メタバース内ですでに有名アーティストが音楽ライブを行っており、メタバース内にある会場にはもちろん家からアクセス可能で、友達と現地で合流し会話しながら音楽ライブを楽しむことも可能です。
このようにメタバースが発展することで、住む場所や国の選択肢が広がり世界中の人たちとリアルタイムにつながることが可能になるので、今後のメタバースの発展に注目していきたいですね。
ネットワーク上に「不動産」を持てる
メタバースの特徴として注目されているのはメタバースの土地を「不動産」として扱えることです。
これはNFTの技術を応用することで可能になり、メタバースが注目される要因のひとつと言えます。
メタバースの土地をNFT化することにより、メタバース上の土地を現実の土地のように「所有」できるようになります。
「所有」し「売買」が可能になることで、ユーザーは土地の売買で稼ぐことも可能になりました。
さらにメタバースによっては土地を貸出や、土地への入場料で稼ぐことも可能です。
現実の世界で「いい立地」に土地を所有することは重要なポイントです。
現在メタバース上で現実世界と同じように「いい立地の土地」を各企業や個人が保有する動きも活発になっています。
メタバースを始めるためには
メタバースを始めるうえで必要なのは「ネット環境」と「スマホ」です。
本格的なメタバース体験をするには「VRセット」(視界を覆うゴーグルのようなもの)やハイスペックなパソコン(20〜30万円ほどの価格帯)が必要と言われています。
しかし「メタバース体験」のみでしたらスマホでダウンロードできる「cluster」というアプリを使用することで無料で体験することができます。
cluster内では友人とメタバース内で待ち合わせして一緒に行動したり、音楽ライブに参加して臨場感あふれる体験をすることも可能です。
メタバース内で活動するためのアバター(自分の分身となるキャラクター)も用意する必要がなく、デフォルトのキャラクターを選択すればメタバースの世界に飛び出すことが可能です。
まずは「cluster」でメタバースを体験し、徐々に本格的なメタバース体験に挑戦していくことをオススメします。
メタバースの始め方5ステップ
メタバースは以下の5stepから始めることができます。
仮想通貨取引所で口座開設する
まずはじめにしておきたいのは「仮想通貨取引所の口座開設」です。
メタバースを本格的に楽しむためには遊びたいメタバースに「対応した仮想通貨」が必要になります。
メタバースに関連した仮想通貨は国内の仮想通貨取引所よりも海外の仮想通貨取引所の方が取り扱いが多くオススメです。
バイビットはシンガポール発の世界的に有名で利用者の多い仮想通貨取引所としてオススメです。
下記記事にバイビットの口座開設方法などが詳しく書いてありますのでチェックしてみてください。
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メタマスクを開設する
次に「メタマスク」のアカウントを開設します。
メタマスクとは仮想通貨を入れておく「お財布」のようなもので、インターネット上で管理するものになります。
「Google Chrome」や「Brave」などのインターネットブラウザを使用して使うことができます。
メタマスクは仮想通貨を入れるお財布の役割だけでなく、メタバースプラットホームにつなげる時の「アカウントID」のような役割も果たしてくれて必須のツールになります。
下記記事に詳細が書いてありますのでこちらもチェックしていただければと思います。
メタマスクに仮想通貨を送金する
仮想通貨取引所の口座開設をして、メタマスクのアカウント開設が完了したら次はメタマスクに仮想通貨を送金します。
この時に注意したいのが「送金アドレスの入力ミス」です。
メタマスクのアドレスは30を超えるアルファベットと数字の羅列になります。
暗記はもちろん手入力では入力ミスをする可能性はかなり高いので必ず「コピペ」もしくは「辞書登録機能」を使用してください。
なぜ「必ず」なのかというと、入力ミスして送金してしまった時その仮想通貨が戻ってくることはないからです。
仮想通貨はブロックチェーン技術のおかげで高いセキュリティを誇りますが、反面何かミスがあった時に誰もそれを修正することができません。
初めて送金する時はごく少額を送金してみて着金を確認してから送金することをオススメします。
メタバースプラットフォームとメタマスクをつなげる
メタマスクに対応する仮想通貨を送金したら、メタバースプラットホームにメタマスクをつなげます。
メタバースプラットホームのサイトにアクセスすると「メタマスクに接続」というボタンや案内があるので、そこに自分のメタマスクをつなげます。
「接続を許可しますか?」というアナウンスが流れるので「許可」すればメタバースプラットホームに入れます。
この時に注意しないといけないのは必ず「公式サイト」からアクセスすることです。
知らない人から送られてきたDMや、個人ブログなどのURLからアクセスすると偽物のサイトにつながることがあります。
偽物のサイト=詐欺サイトになり、万が一つなげてしまうとメタマスク内の仮想通貨を盗まれてしまいます。
必ず公式サイトかチェックしてその公式サイトは「ブックマーク」しておき常にそこからアクセスするように心がけてください。
メタバースで遊ぶ
メタバースプラットホームにメタマスクをつなげたら後は遊ぶだけです。
メタバースプラットホームごとにメタバース内での目的やミッションがあり、ユーザーはそれを達成すると仮想通貨をもらえることができます。
この仕組みがメタバースが注目されている大きな理由のひとつであり、俗に言う「Play to Earn」(遊んで稼ぐ)です。
メタバース内でおこなった活動により仮想通貨を得ることができ、その仮想通貨をメタマスクから任意の仮想通貨取引所に送金します。
仮想通貨取引所で別の仮想通貨に両替したり、円やドルなどの法定通貨に両替することでメタバースで稼ぐことができるという仕組みです。
メタバースプラットホームごとに稼げる通貨の種類や量は変わってくるので、欲しい仮想通貨を扱っているメタバースプラットホームを見つけてプレイしてみてください。
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メタバース注目プラットフォーム
注目のメタバースプラットホームを5つ紹介させていただきます。
The Sandbox(ザ・サンドボックス)
The Sandboxは「メタバースと連結したNFTのゲーム」として有名です。
The Sandboxの特徴はメタバース上の「土地」を売買できる点です。
NFTの技術をメタバースに取り入れることで、まるで「不動産」のようにThe Sandbox内の「土地」を扱うことができます。
さらにThe Sandboxでは、ユーザーがアイテムや建築物を作成してそれを売買することができます。
この仕組みゆえに「稼げるゲーム」としても注目されています。
The Sandboxはメタバースプラットホームの先駆者的な存在であり、メタバースの発展に合わせ今後注目していきたいNFTゲームのひとつです。
Decentraland(ディセントラランド)
「Decentraland」は前述の「The Sandbox」と同じような立ち位置で、メタバースプラットホーム業界を牽引している先駆者的存在です。
The Sandboxと機能や仕様、立ち位置的にも同じような「メタバースプラットホーム」という認識で良いと思います。
ゲームの操作性や世界観が違うので好みの方を選んでいただくのがひとつの判断基準になります。
大きな違いは対応する仮想通貨の違いです。
Decentralandは「マナ」、The Sandboxは「サンド」という仮想通貨を扱っていますので、その仮想通貨ごとの用途や将来性を比べてみて検討してみてもいいかもしれません。
その他のメタバースプラットホーム同様Decentralandも「仮想通貨を稼ぐ」ことができます。
VRchat(ブイアールチャット)
ブイアールチャットは「VRゴーグルとコントローラー」を使用することで本格的なメタバースを体験することのできるメタバースプラットホームです。
ブイアールチャットの特徴は「ルールがシンプル」「アバター同士の繋がりがSNSのように楽しめる」「メタバースで開催されるイベントが魅力的」で、
特に注目したい点は、自らワールドを作成することが可能で、作成したワールドで他のユーザーと交流可能で、「SNS」のような感覚で交流できます。
さらに、「バーチャルマーケット」と呼ばれる展示会・即売会などが定期的に開催されていることにも注目です。
このバーチャルマーケットには日本の大手企業の参加や主催をしており、この業界の今後にも注目です。
また、ブイアールチャットのプラットホーム内で使う通貨は仮想通貨ではありません。
法定通貨(円やドル)が使用できる点が注目で、プラットホームへの参入ハードルを下げて始めやすいのが大きな魅力です。
Axie Infinity(アクシー・インフィニティ)
アクシー・インフィニティーは「Play to Earn」ゲームの先駆者的な存在のメタバースプラットホームです。
「NFTゲームの火付け役」といえるタイトルで、「ゲームで稼げる」ことを知った人も多いのではないでしょうか。
プレイヤーは「アクシー」というモンスターを3体揃えて編成することでゲームを遊べます。
他のプレイヤーと編成したアクシーでバトルをして、勝利すると報酬を得ることができます。
また、バトル機能だけでなく「2体以上のアクシーを交配」させることで、自身のアクシーを増やすこともできます。
さらにスカラーシップという制度があり、自分の保有するアクシーを他のプレイヤーに「レンタル」し代わりにプレイしてもらうことで、そのプレイヤーに一定の報酬を支払い、「残りの報酬」を手にする方法です。
このスカラーシップ制度を使用することで、報酬を得た日本人も多くいました。
フィリピンでは特に話題になり、アクシー・インフィニティをプレイすると「仕事をするよりも稼げる」と話題になり、多くのフィリピン人の方々がこのメタバースプラットホームに夢中になりました。
cluster(クラスター)
何度も紹介させていただいていますが「cluster」はメタバースプラットホームとして注目です。
clusterの最大のオススメポイントは「無料」かつ「スマホ」でメタバースを始めれることです。
「初心者にやさしいメタバースは?」という方に始めていただきたいメタバースプラットホームです。
iPhoneやAndroidスマホで遊べて、パソコンからもでもclusterで遊べます。
ダウンロード後、アカウントを作成後に「ユーザーID」と「表示名」の入力のみで登録完了です。
clusterにログインすると「開催中のイベント」がアップされているので、好きなイベントを選択すればその世界を楽しめます。
本格的なメタバース体験とは言えませんが、「最初のメタバース体験」としてはオススメです。
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メタバースでできること
人との交流の新しい形
メタバースが普及することで「人との交流の新しい形」が生まれます。
SNSが流行し定着した今、実際に会ったことがない人とのコミュニケーションを楽しんでいる人も少なくないと思います。
また、遠くにいる友人の日常を知れたり友達とカフェに行きたい時はSNSで検索する人も多いです。
メタバースが普及するとメタバース上にできた「もう一つの現実世界」の中で活動する未来が生まれます。
映画「マトリックス」やアニメ映画の「サマーウォーズ」や「竜とそばかすの姫」のような世界観です。
自分の分身である「アバター」を使いメタバース上で他のユーザーと、会話やゲームや音楽ライブなどを楽しむことができるようになります。
ゲーム内で遊んで稼げる
メタバースの中で活動することで「稼ぐ」ことができるようになります。
メタバースプラットホームの中では特定の条件を満たしたり、メタバース内でキャラクターやアイテム、土地などを売買することで仮想通貨を得ることができます。
俗に言う「Play to Earn」(遊んで稼ぐ)と呼ばれるもので、文字通りメタバース内で遊んでいれば仮想通貨をもらえる仕組みがあります。
実際にメタバース内の建築物を創造する「メタバース建築家」や、メタバース内のアバターなどをポリゴン調で創作する「ボクセルアーティスト」は需要が高まりつつあります。
企業がメタバース内で何か作りたい時にそういったスキルを持っている人に仕事を発注する可能性は高く、「遊んで稼げる」し「メタバース内で仕事」も可能な未来は近づいてきています。
メタバース内で会議
すでに実行されている方も多いですが「メタバース内で会議」することも可能です。
コロナ禍で「ZOOM会議」が定番になりましたが、それのメタバース版と考えていただければと思います。
「メタバース会議」の方がアバターを使用する分個性やリアクションを示しやすいです。
また大人数で会議する時に分割画面ではなく「一つの画面」で会議できるので見やすいというメリットもあります。
これが一般的になれば会社に出社することなく家から、会議やクライアントとの商談が可能で、移動時間もないのでいくつも掛け持ちすることが容易になります。
感染症の予防にもなるのでこの側面からもメタバースの発展に期待したくなりますね。
メタバースのよくある質問
メタバースは初期投資が必要?
メタバースに初期投資は必要です。
まずメタバースプラットホームで遊ぶためには対応した仮想通貨が必要です。
また本格的なメタバース体験を求めるのであれば、VRセットやハイスペックなパソコンが必要になります。
それを揃えるとなるとさらに追加で投資する必要があります。
メタバースは稼げる?
メタバースは稼げるか?の問いに対しての答えは「稼げる」です。
記事内でも紹介したようにメタバースプラットホームには仮想通貨を稼げる仕組みがあります。
しかし、大きく稼ぐことになると難易度が上がりますし、必ず稼げる訳でもありません。
大きく稼ぐにはレアアイテムやスペックの高いNFTなどが必要になることが多く、それらは基本的には高額です。
また稼ぐためには何かしらのミッションを達成しなければならず、ユーザーにある程度のスキルや行動が要求されます。
かけた初期投資額や労力によっては見合わない収入になる可能性も高く、注意して始める必要があります。
メタバースはスマホでもできる?
メタバースはスマホからできます。
「cluster」というアプリをダウンロードすればOKです。
「ユーザーID」と「表示名」のみで登録でき「無料」で始めれるため、参入ハードルの低さも魅力的です。
手軽に始めることができますが、メタバース体験が初めての方にとってメタバースを知るには十分なクオリティのアプリです。
はじめてのメタバース体験にぴったりなのでぜひ挑戦してみてください。
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メタバース始め方まとめ
以上で「メタバースの始め方。稼ぐことのできるプラットホームも紹介。」の解説をおわります。
本記事の概要は以下のとおりです。
- メタバースは「スマホ」のみで始めれる
- 本格的なメタバースには「仮想通貨」と「ウォレット」が必要
- メタバースは「稼ぐ」ことができる
- メタバースが普及すると「時間や場所」にとらわれなくなる
- マーケットプレイスはBybit(バイビット)がおすすめ
メタバースはまだまだ黎明期でこれからの分野になります。
これから発展していく可能性は高く、黎明期である今に参加しておくことで大きな利益も狙えるでしょう。
まずは「cluster」でメタバース体験をしてみて、その後The Sandboxなどのメタバースプラットホームに挑戦してみてください。
本格的なメタバースを体験するには「仮想通貨」が必要になるので、メタバースが気になる方はこの機会に仮想通貨取引所の口座開設開設をオススメします。
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大学卒業後に米国株取引を始める。FX、先物、CFDを経験し、2017年のビットコインの高騰を見て仮想通貨取引に参入。主に仮想通貨FXで大きな収益を得ている。長年の経験から投資・金融に関する情報を発信。現在は、Fact of Moneyの運営責任者として記事の執筆・検収を行う。