仮想通貨のニュースを見ていると時価総額という言葉をよく耳にします。
仮想通貨初心者の中には時価総額について良く知らない人も多いでしょう。
また、時価総額は知っているけど、時価総額が大きい銘柄を保有するメリットはあるのか知りたい人もいるかもしれません。
本記事では仮想通貨時価総額ランキングについて徹底解説しています。
初心者にも時価総額ランキングだけでなく、仮想通貨を選ぶポイントやおすすめ取引所も紹介していますので参考にしてください。
- ビットコインの時価総額は日本のトップ企業の時価総額より高い
- 時価総額が高いほど投資家からの信頼や期待度が大きいと言える
- 仮想通貨を取引するならのBybit(バイビット)がおすすめ
- Bybitはレバレッジ100倍・手数料格安・日本語完全対応
- 仮想通貨初心者から上級者まで幅広く支持されている
\Bybit公式サイトはこちら/
目次
仮想通貨時価総額ランキングベスト10
ここでは仮想通貨の時価総額ランキングベスト10を紹介していきますので、時価総額が高い通貨を購入したい人は参考にしてください。
2023年6月の段階で時価総額が大きい仮想通貨は以下の通りです。
# | Coin | Price | Marketcap | Volume (24h) | Supply | Change | Last 24h |
---|
世界で最も取引されているビットコインの時価総額は85兆円です。
日本を代表するトヨタ自動車の時価総額は約37兆円であり、ビットコインの時価総額は日本企業トップよりも高いことがわかります。
ここ最近は仮想通貨支払いの導入やビットコインETFの相次ぐ申請など需要拡大の兆しを見せています。
例えば、海外ではコカ・コーラ・アマティルが一部の地域は、仮想通貨で支払いできる自動販売機を設置しました。
また、ビットコインを法定通貨として採用している国もあり、金融資産として本格的に評価を確立していくことが期待されます。
【2022年9月】仮想通貨時価総額シェア率(ドミナンス)
仮想通貨全体の時価総額おける各通貨の占める割合を表した率を、仮想通貨ドミナンスと呼びます。
ドミナンスの推移を見ることで、仮想通貨全体における勢力分布が見て取れます。
2022年9月時点の仮想通貨ドミナンス(占有率)は以下のとおりです。
トップのビットコインは2番手のイーサリアムの倍以上の占有率を誇っていますが、その差は着々と縮まりつつあることがわかります。
DeFiやNFTの普及によりイーサリアムの需要が拡大しており、今後もさらなるドミナンスの上昇が見込まれます。
仮想通貨おすすめ5銘柄
仮想通貨を選ぶポイントについて解説してきました。
ここでは仮想通貨のおすすめ銘柄を5つ紹介していきますので参考にしてください。
おすすめ銘柄は下記の5銘柄です。
- Bitcoin(BTC)
- Ethereum(ETH)
- Tether(USDT)
- XRP(XRP)
- BNB(BNB)
Bitcoin(BTC)
ビットコインは2009年に誕生し、現在仮想通貨の代表的存在です。
仮想通貨の時価総額ランキングでは不動の1位であり、世界的に多くの人に認知されています。
ビットコインは中央管理者がいない分散システムを導入しているため、決済手段として利便性が高いです。
将来的にもビットコインは期待ができます。
2021年の9月にはアメリカのエルサルバドルがビットコインを法定通貨として世界で初めて採用しました。
今後もビットコインは仮想通貨を牽引する存在として期待できるため、初心者にはおすすめできる通貨です。
Ethereum(ETH)
時価総額ランキング2位のイーサリアムですが、アルトコインの中では時価総額が最も高いです。
イーサリアムはビットコインにはない、スマートコントラクト機能を搭載されています。
取引承認もビットコインよりも迅速に処理が可能です。
また、近年ではメタバースやNFTが注目されており、NFTに利用されているイーサリアムは今後も期待できる通貨と言えるでしょう。
Tether(USDT)
2022年9月時点で時価総額ランキング3位のテザーは米ドルとのペッグ通貨です。
1USDT=1ドルの価値が固定されており、米ドルと同じ値動きと連動します。
例えば、米ドルの価格が高騰すればテザーも同じように高騰し、米ドルの価格が急落すればテザーも急落します。
米ドルと同じ動きをするため、他の銘柄よりも急な値上がりなどは期待できません。
反対に価格が急落することもないので安心できる通貨です。
テザーは多くの取引所でも上場しているため、取引しやすく、初心者でもおすすめ。
XRP(XRP)
リップルは、アメリカの「pple Labs lnc.」が国際送金のために発行した仮想通貨です。
ビットコインの仕組みとは異なり、中央管理者が存在します。
リップルは国際送金に特化しているため、手数料が安く、送金速度も速いです。
既に世界の大手金融機関や大企業と提携をしており、今後も大きな期待が持てます。
2018年には仮想通貨時価総額ランキングでイーサリアムを抜いて2位になりました。
リップルはビットコインなどと同様に取引所の取扱いも多く、信頼性の高い通貨なので初心者にもおすすめ。
BNB(BNB)
仮想通貨の時価総額ランキング5位のバイナンスです。
バイナンスは海外大手取引所の「Binance」基軸通貨として使用されています。
バイナンスを保有して取引所を利用すれば、手数料割引、コンバート、ステーキングなどの特典が獲得できます。
バイナンス取引所のユーザー数も世界的に多く、取扱い通貨も700種類以上です。
ただ、国内でバイナンスを購入できない難点もありますが、利便性が高い仮想通貨と言えます。
時価総額が大きい仮想通貨を保有するメリット
ここでは、時価総額が大きい銘柄を保有するメリットを紹介していきます。
- 信頼性の高い仮想通貨と取引できる
- 価格が比較的安定している
- 最新情報が入手しやすい
時価総額の大きい仮想通貨の購入を検討されている方は参考にしてください。
信頼性の高い仮想通貨と取引できる
時価総額が大きいほど市場における価格も高まり、投資家からの信頼や期待も大きいです。
投資家からの信頼や期待が大きい通貨だと価格が上昇しやすく、時価総額も上がります。
例えば、ビットコインは世界で初めてブロックチェーンの技術を用いて作成された通貨です。
2009年に誕生した当初は価値がほとんどありませんでした。
ビットコインは世の中から注目を浴び、現在は価値が仮想通貨の中では高いです。
世の中から信頼や期待が大きくなると時価総額が高くなります。
価格が比較的安定している
時価総額が大きい仮想通貨は、価格が比較的安定しています。
時価総額が大きいのは市場の信頼と期待が大きい理由がありますので、価格変動は無縁です。
仮想通貨は価格の変動が激しい通貨がたくさんあります。
特に草コインなど時価総額が低い通貨は価格変動が大きくて不安定です。
著名人などの発言やニュースで価格が大きく乱高下します。
時価総額の高い通貨は投資家の急な売りがあったとしても価格が急落することはありません。
時価総額が高い通貨を保有すると市場の乱高下にも対応できるため、安心できます。
また、時価総額が高い通貨は流動性もできるため、いつでも取引が可能です。
時価総額が高い通貨は自分の好きなタイミングで購入ができるのでおすすめ。
最新情報が入手しやすい
時価総額ランキングが高い仮想通貨ほど、ニュースなどで最新情報が入手しやすいです。
ビットコインなどの時価総額が大きい銘柄は、どんなニュースやメディアでも最新情報が入手できます。
草コインやマイナーコインなどの時価総額が小さい通貨は、メディアが掲載している情報が少なく、重要な情報を入手できないかもしれません。
仮想通貨投資で利益を出すなら、情報が大きな武器になります。
時価総額ランキングが上位の通貨は最新情報が誰でも簡単に入手できるため、初心者でも気軽に購入できるでしょう。
仮想通貨の時価総額について基本知識
仮想通貨の価値や規模を比較するために時価総額が使用されます。
ここでは、時価総額についての基本知識を紹介していきますので参考にしてください。
時価総額とは何か?
仮想通貨の時価総額は、価格と発行数量を掛け合わせた金額です。
時価総額は仮想通貨の規模を表します。
例えば、時価総額の大きい仮想通貨は市場での需要もあるため、市場価格も高く、信頼性の高い通貨です。
一方、時価総額の小さい仮想通貨は市場の需要が少ないため、市場価格が低く、信頼性も低い通貨と言えます。
時価総額でわかること
時価総額は仮想通貨の規模を表すため、仮想通貨の比較判断ができます。
時価総額を参考にして銘柄を選択する投資家も少なくはありません。
例えば、ビットコインなどの銘柄は時価総額が1兆円を超える通貨です。
時価総額が大きい銘柄は低リスクで流動性も高く、価格変動も安定しています。
反対に時価総額が小さい通貨だと、市場の影響を受けやすく、価格変動が激しいです。
時価総額は仮想通貨を比較するのに便利な指標でなので必ずチェックしましょう。
時価総額の算出方法
時価総額の算出方法は以下の通り、求めることができます。
時価総額=市場価格(時価)×発行数量
市場価格が増加すると時価総額も増えますが、発行数量が増えても時価総額は増えません。
発行枚数が増えてしまうと市場価値が下がってしまい、時価総額も下がります。
仮想通貨の大半は発行上限枚数が決まっている通貨も多いですが、イーサリアムのように上限がない通貨もあるため購入時は確認して下さい。
時価総額を上げるには、市場価格の上昇と発行数量のバランスが重要です。
\Bybit公式サイトはこちら/
仮想通貨を選ぶポイント
ここでは、仮想通貨を選ぶポイントを紹介していきます。
特に仮想通貨投資を始めたばかりの人は、何を基準に選べばいいかわからない人も多いでしょう。
初心者でもわかりやすく解説していきますので参考にしてください。
信頼性の高い仮想通貨を選ぶ
購入したい仮想通貨には信頼性があるか判断するのが大切です。
例えば、有名な取引所で取扱いがあるか、公式サイトが存在し、開発者などの情報がしっかりと掲載されているかで判断できます。
他のも信頼性を測る基準として挙げられるのが「ホワイトリスト」です。
ホワイトリストは、金融庁の登録を済ませた仮想通貨銘柄なので信頼性は高くなります。
もし、公式サイトがない、有名な取引所で取扱いがない仮想通貨は信頼性が低いと言えるでしょう。
時価総額ランキングが上位の仮想通貨は、ほとんどの取引所で取扱いがあり、開発者の情報もしっかりと掲載されているため、信頼性が高いです。
購入したい仮想通貨があれば、信頼性は重要なので確認してください。
時価総額が大きい仮想通貨を選ぶ
時価総額が大きい通貨を選ぶことが大切です。
時価総額が大きいことは市場価値も高く、発行枚数もある程度の取引量が確保されています。
反対に時価総額の小さい仮想通貨は市場での価値が低いため、取引量が少ないため価格が安定せず、価値も不安定です。
仮想通貨投資が初心者であれば、価格変動が激しい通貨よりも時価総額が大きく、価格が安定している銘柄を選ぶのがおすすめ。
流動性が高い仮想通貨を選ぶ
流動性が高いということは、頻繁に取引が行われているということです。
時価総額大きい仮想通貨ほど、流動性も高いため、頻繁に取引が行われています。
ビットコインなど時価総額大きい銘柄は、容易に日本円と交換できるため利便性は高いです。
一方、草コインやマイナーコインでは、時価総額も小さく、取引量や換金性も低いため流動性が低いと言えます。
そのため、自分が欲しいタイミングで仮想通貨を購入ができません。
また、保有している銘柄が急落した場合でも流動性が低いと、売りたい時に売れず大きな損失を被る可能性もあります。
ボラティリティで選ぶ
ボラティリティは価格の値動きを表します。
値動きが小さい仮想通貨だとボラティリティも小さく、値動きが大きい仮想通貨だとボラティリティは大きいです。
ボラティリティで選ぶ際は取引目的を明確にする必要があります。
例えば、安定した価格の通貨を保有したいならボラティリティの小さい銘柄を選ぶことです。
仮想通貨は値動きが激しいため、初心者はボラティリティの小さい銘柄がおすすめ。
もし、短期間で利益を獲得したい場合はボラティリティの大きい銘柄を選びましょう。
仮想通貨の取引におすすめの取引所
仮想通貨を選ぶポイントについて紹介してきました。
仮想通貨を購入する際には銘柄だけではなく、どこの取引所で購入するかも重要です。
ここでは、仮想通貨の取引におすすめの取引所を解説していきますので参考にしてください。
Bybit(バイビット)
名称 | Bybit(バイビット) |
---|---|
取扱い銘柄数 | 130種類以上 |
レバレッジ倍率 | 100倍 |
入金手数料 | 無料 |
スマホアプリ | 対応可能 |
公式サイト | https://www.bybit.com/ja-JP/ |
海外取引所で有名なバイビットは取扱い銘柄数が130以上でレバレッジ倍率の100倍です。
バイビットは海外取引所でありながら日本語が対応しているため、日本人でも利用しやすい取引所になります。
また、サイトの利便性が高く、多くのユーザーからの支持が高いのが特徴です。
バイビットは利便性だけでなく、サーバーも強いと言われています。
2020年3月には、新型コロナウイルスの影響で多くの取引所がサーバーダウンしましたが、バイビットはサーバーダウンしませんでした。
サーバーダウンすると取引できなくなるため、サーバーが強いバイビットは安全な取引所と言えます。
\Bybit公式サイトはこちら/
Binanc(バイナンス)
名称 | Binanc(バイナンス) |
---|---|
取扱い銘柄数 | 400種類以上 |
レバレッジ倍率 | 125倍 |
入金手数料 | 無料 |
スマホアプリ | 対応可能 |
公式サイト | https://www.binance.com/ja |
バイナンスは取引高が世界でトップクラスです。取扱い銘柄数も400種類以上と豊富でレバレッジ倍率も125倍まで取引できるため、少額でも大きな取引ができます。
バイナンスが独自で発行しているトークン「BNB」は利用するだけで取引手数料は割引など特典が多いです。
また、BNBも定期的にバーン(焼却)を実施しているため、BNBの価値は上昇する可能性があります。
セキュリティ面も強固な取引所ですので初心者でも安心して利用できるでしょう。
\BINANCE公式サイトはこちら/
MEXC(MEX)
名称 | MEXC |
---|---|
取扱い銘柄数 | 1,500種類以上 |
レバレッジ倍率 | 125倍 |
入金手数料 | 無料 |
スマホアプリ | 対応可能 |
公式サイト | https://www.mexc.com/ja-JP |
MEXCは取扱い銘柄が1,500種類以上と取引所と比較しても豊富です。
最大レバレッチも125倍まで取引できます。
既に登録ユーザーも700万人以上、世界200ヵ国でサービスを展開しており実績は豊富です。
MEXCは独自に発行しているトークン「MX」があり、手数料割引、IEOに参加できるなどさまざまなサービスを受けられます。
セキュリティ面も充実しており、世界4ヵ国から金融ライセンスを取得しているほど実績も豊富です。
日本語に対応しており、多くの種類の仮想通貨を取り扱っているため初心者でも利用しやすいでしょう。
仮想通貨の時価総額でよくある質問
ここでは、仮想通貨の時価総額でよくある質問について解説していきますので参考にしてください。
時価総額はどのような方法で確認できますか?
時価総額を確認する方法は「CoinMarketCap」や「CoinGecko」などのサイトを活用します。
24時間リアルタイムで時価総額、現在の市場価格、出来高など確認が可能です。
CoinMarketCapは2013年に設立し、仮想通貨1,000種類以上の時価総額をチェック可能です。
CoinGeckoは2014年に設立し、CoinMarketCap同様に1,000以上の時価総額が確認できます。
2つとも時価総額だけでなく、優れた機能がたくさんあるので自分に合ったサイトを選びましょう。
時価総額が急に減少することはありますか?
時価総額が大きい通貨に関しては急落して無価値になることは起こりにくいです。
ただ、2021年6月にTITANという仮想通貨が64.19ドルからわずか1日で0.000000015109ドルと42億分の1にまで下落しました。
2022年9月時点でも0.000000041328と価格が低く、流動性はほとんどありません。
仮想通貨投資初心者は取引する際は、このような暴落リスクがあることを頭にいれる必要があります。
国内で取り扱いがない時価総額が高い仮想通貨の購入手段は?
日本では金融庁がホワイトリストで登録した仮想通貨しか取引できないため、海外取引所でアカウントを作成しなければなりません。
国内で取扱いがない通貨を購入したい場合は、急落するリスクが高いです。
現にTITANのようにわずか1日で無価値になったケースもあります。
仮想通貨を購入する際は、十分に情報を収集してから購入しましょう。
仮想通貨の時価総額ランキングのまとめ
- ビットコインの時価総額は日本のトップ企業の時価総額より高い
- 時価総額が高いほど投資家からの信頼や期待度が大きいと言える
- 仮想通貨を取引するならのBybit(バイビット)がおすすめ
- Bybitはレバレッジ100倍・手数料格安・日本語完全対応
- 仮想通貨初心者から上級者まで幅広く支持されている
\Bybit公式サイトはこちら/
今回は仮想通貨の時価総額ランキングについて紹介してきました。
時価総額が大きいと価格が安定していて信頼性も高いです。
また、時価総額が大きい銘柄は注目度が違いますので、最新情報がすぐに手に入ります。
仮想通貨は時価総額だけでなく、信頼性、流動性、ボラティリティなども考慮して選ぶのもポイントです。
自身が求められる適正な価格で購入するにはタイミングだけでなく、どこの取引所で購入するかも大事になります。
仮想通貨初心者は評判が良く、操作しやすい取引所で時価総額が大きい仮想通貨を購入するのがおすすめ。
大学卒業後に米国株取引を始める。FX、先物、CFDを経験し、2017年のビットコインの高騰を見て仮想通貨取引に参入。主に仮想通貨FXで大きな収益を得ている。長年の経験から投資・金融に関する情報を発信。現在は、Fact of Moneyの運営責任者として記事の執筆・検収を行う。