ジャスミーは日本で開発された仮想通貨であり、日本語の公式ホームページ・ホワイトペーパーを提供していることから日本人の間で高い信頼性を獲得しています。
しかし、仮想通貨の特性を十分に理解せずに投資を行うことはリスクが伴います。
そのため、投資を行う前にはその特性をしっかりと理解することが重要です。
この記事では、仮想通貨ジャスミーが持つ特性や将来性について詳しく解説します。
ジャスミーの取引に際して気をつけたいポイントもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
- 仮想通貨ジャスミー(JMY)は日本で開発された通貨
- ジャスミーはWeb3.0の共通理念がある
- ジャスミープラットフォームには「SKC」と「SG」の2つのサービスを提供している
- 個人データを提供することで仮想通貨が報酬として獲得できる
- 仮想通貨ジャスミーは「違法販売」の怪しい噂がある
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目次
仮想通貨ジャスミー(JMY)とは?
仮想通貨ジャスミーは「ジャスミープラットフォーム」内で利用できるトークンです。
イーサリアム技術を基に発行された、ERC20トークンです。
ジャスミープラットフォームは「IoTテクノロジー」と「ブロックチェーン技術」を組み合わせて、「データの民主化」を目指しており、プラットフォーム内で個人情報を提供することにより仮想通貨を獲得できます。
IoTテクノロジーの発展に伴い需要が拡大する可能性が高いため、多くの投資家から注目を浴びています。
仮想通貨ジャスミー(JMY)が持つ特徴
ここでは、ジャスミーが持つ特徴を紹介しますので、参考にしてください。
日本で開発された仮想通貨の1つ
ジャスミーは、日本企業の「ジャスミー株式会社」によって開発された仮想通貨です。
日本では仮想通貨の発行には厳しい規制があり、開発されている通貨は多くありません。
日本で開発された通貨の中でも、ジャスミーは時価総額が高く安全性と信頼性が高いと注目されています。
ジャスミー開発チームのほとんどが元ソニー株式会社のメンバーから成っています。
ゲームやカメラなど世界的にサービスを展開する日本人なら誰もが知っているグローバル企業。
優れた技術者によって開発されたジャスミーは、日本を代表とする仮想通貨と言えるでしょう。
ホワイトペーパーが日本語で掲載されている
ジャスミーは国内で開発されているため、ホワイトペーパーが日本語で公開されています。
一方、海外で発行される仮想通貨のホワイトペーパーの多くは英語で書かれており、英語が苦手な人にとって情報収集が困難です。
翻訳機能を使用して情報を得ることも可能ですが、ファイル形式によっては時間や手間がかかり初心者にとっては不便かもしれません。
ジャスミーの場合はすべての情報が日本語で提供されているため、英語が苦手な人でも情報を確かめやすいのが特徴です。
海外で発行されている通貨の中には、ホワイトペーパーが存在しないものもあり、その中には詐欺コインなどの危険な仮想通貨も含まれています。
ジャスミーはホワイトペーパーや開発者の経歴まで明確に掲載されているため、一定の安全性と信頼性があると評価されています。
「データの民主化」を基本理念としている
ジャスミーは「データの民主化」を基本理念とした仮想通貨です。
現在のインターネット社会では、GAFAなどの大企業が無料でサービスを提供することで、ユーザーの個人情報を管理しています。
しかし、企業が個人情報を漏洩したり、ユーザーの行動をチェックしたりするといったプライバシーの問題が起きています。
ジャスミーは、個人データをユーザー自ら管理し、必要な情報のみを企業に提供することでプライバシーを保護するコンセプトを掲げています。
ジャスミーにより個人情報をユーザーの手元に戻すことで、個人情報の管理や、セキュリティ強化に対して企業側が負担している膨大なコストを削減することにも繋がります。
ジャスミーは個人と企業の両方にメリットをもたらす仮想通貨であり、情報化社会においてますます重要性が高まっていくでしょう。
「情報の新時代」に対応した2つの独自サービスを提供している
ジャスミーは「情報の新時代」に対応した2つの独自サービスを提供しています。
- SKC(Secure Knoueledge Communicator)
- SG(Smart Guardian)
SKCサービス
SKCはユーザーが個人情報を管理し、コントロールできるサービスです。
個人情報を安全に一元管理するために、3つの機能があります。
- ブロックチェーンが簡単に利用できる「本人認証」と「登録」機能
- 個人情報を自身のIoT機器やブロックチェーン上に分散管理する機能
- ユーザー自身が個人情報をトレースする機能
SKCにより個人情報をユーザーに返還することで、企業がユーザーの許可範囲内でのみ個人情報を利用できるようになります。
ユーザーが自身のデータをコントロールすることで、プライバシーの保護や個人情報の安全性が向上します。
SGサービス
SGは、ユーザー自身が使用するIoT機器をブロックチェーン上に記録するサービスです。
ユーザーの個人情報をブロックチェーン上に安全に保存するため、データの盗難や改ざんといったリスクを低減できます。
個人情報を頑丈なセキュリティで管理することで、ユーザーが安心して利用できる環境が提供されます。
個人データを提供することで報酬が得られる
ジャスミーの特徴の一つは、個人データの提供によって報酬が獲得できる点です。
通常の仮想通貨取引以外で報酬を得る一般的な方法として、仮想通貨を取引所に預けるステーキングが利用されています。
しかし、ジャスミーでは仮想通貨を預けるのではなく、「個人データ」を提供することで報酬を獲得できます。
ロードマップが大きく分けて4つの段階ある
仮想通貨ジャスミーは、ロードマップを公開しており、大きく4つの段階に分かれています。
- 普及期
- 価値成長期
- エコシステム期
- データマーケットプレイス確立期
ホワイトペーパーには一つひとつ明確に内容が記載されており、現在の進捗は概ね計画どおりに進んでいます。
今後も予定通りに進行すれば、着実な価格上昇に期待できます。
過去に「仮想通貨を違法販売している」と怪しい噂された
仮想通貨ジャスミーは、過去に違法販売しているという怪しい噂が広がりました。
噂の原因となった理由は次の通りです。
- ジャスミー株式会社を騙る詐欺事件が起きた
- 上記の詐欺事件から違法販売疑惑が広まった
- 海外掲示板「Reddit」にジャスミーは詐欺コインと投稿された
プロジェクトと全くの無関係の詐欺事件によって風評被害が広まり、ジャスミー株式会社の公式サイトで詐欺情報に対しての注意喚起を起こなう結果になっています。
風評や印象に左右されず、ホームページや公式サイトなど信頼できる情報源を確認て慎重に判断することの重要性が理解できます。
仮想通貨ジャスミー(JMY)の価格チャート推移
ここでは、仮想通貨ジャスミーの価格チャート推移を紹介しますので、参考にしてください。
これまでの価格推移
上記のチャートは、2021年2月に上場してから2023年1月までの価格推移です。
ジャスミーは、2021年2月に上場してからすぐに高騰し、「452円」と最高値を記録しています。
その後は下落傾向となり、7月には「1円」台になりました。
2021年10月には、海外大手取引所「Coinbase(コインベース)」や国内取引所「BITPOINT」に上場し、価格が上昇しています。
しかし、再び下落し「4円〜5円」の値幅を推移しました。
現在の価格推移
上記のチャートは2023年1月から5月までの価格推移です。
仮想通貨市場は、アメリカの金融緩和引き締めの影響を受け、全体的に衰退しています。
そのため、ジャスミーも大きな変動はしていません。
4月には1円台を下回り、「0.6」台を推移している状況です。
ジャスミーは情報化社会でのプライバシー保護などの注目が集まれば、価格上昇に期待できます。
仮想通貨ジャスミー(JMY)の将来性
ここでは、仮想通貨ジャスミーの価格が将来値上がりするのか解説していきます。
IoT技術の発展による需要拡大
仮想通貨ジャスミーの将来性として、IoT技術の発展による需要拡大が期待されます。
IoT技術がますます発展すれば、個人情報やプライバシー保護が重要視される可能性が高いからです。
セキュリティやプライバシー保護への需要が拡大することで、「IoTテクノロジー」と「ブロックチェーン技術」によりユーザーの個人情報を安全に管理するジャスミープラットフォームの利用者数が増加と価格の上昇が期待されます。
海外拠点でのサービス展開
ジャスミー株式会社は海外にも拠点を展開しており、サービスの需要が世界的な拡大を見せることでさらなる価格上昇が期待できます。
2022年1月28日には海外各地域にサービスを展開すると発表しています。
- 北米地域に拠点を設置し、グローバルサービスを展開する企業と業務提携を推進
- アジア地域にIoTの製品開発及び生産する企業に販売チャネル構築の推進
- 仮想通貨ジャスミーをグローバルに活用するため提携を推進
仮想通貨ジャスミーと業務提携する企業が増えれば、プラットフォームやサービスへの注目が高まるでしょう。
国内での需要が増える
国内で「データの民主化」の需要が拡大することによっても、仮想通貨ジャスミーの価格上昇が期待されます。
国内需要が増加する要因としては、下記が挙げられます。
- 国内取引所での上場が増える
- ジャスミー株式会社の提携企業が増える
- 個人情報やプライバシー保護の意識が高まる
2023年5月時点で、ジャスミーを取扱う国内取引所は2社です。
同じく日本発の仮想通貨であるモナコインが6社の国内取引所で取り扱われている点を考えると、ジャスミーの2社という現状は少ないといえます。
今後、国内取引所での取扱いが増えれば、価格が上昇する可能性は高いです。
また、ジャスミー株式会社と業務提携する企業が増えるのも上昇するポイントになります。
Jasmy Personal Data Locker Demonstration Experiment Launched on “@Tripa_jp” operated by Nippon Travel Agency
We also plan to run promotions on this site that embody the value of data. Please register and wait.https://t.co/hYNhXhbAES$Jasmy #日本旅行 #IR pic.twitter.com/7K6UDLgnIX— HARA (@HARA_JasmyCFO) November 9, 2022
現在、仮想通貨ジャスミーでは、日本旅行株式会社などの有名な企業と業務提携を行なっています。
業務提携する企業が増えれば、仮想通貨ジャスミーの価格上昇が期待できるでしょう。
「Web3.0」の普及拡大で注目される
仮想通貨ジャスミーは「Web3.0」の普及が拡大すれば、価格上昇が期待できます。
Web3.0が普及すれば、個人情報がむやみに使用されたり、企業が情報漏洩したりするなどトラブルが回避できます。
また、Web3.0はジャスミー株式会社の理念と一致しています。
そのため、普及が拡大すればジャスミーが注目を集める可能性が高いです。
仮想通貨ジャスミー(JMY)を取引するときの3つポイント
ここでは、仮想通貨ジャスミーを取引するときのポイントを紹介しますので、参考にしてください。
余剰資金で取引すること
仮想通貨取引のポイントとして、余剰資金で投資することが挙げられます。
仮想通貨は価格変動が激しいため、生活資金まで投資すると危険です。
特に初心者は取引のタイミングを計るのが難しく、取引経験を積む必要があります。
これから仮想通貨取引を始める初心者の心得として「余剰資金で取引する」ことが重要です。
トレードルールを決めておくこと
仮想通貨取引のポイントとして、トレードルールを決めておくことです。
行き当たりばったりで投資すると、大きな損失を被る可能性があります。
売買方法やルールを決めておかないと、売るタイミングがわかりません。
また、初心者は機会損失を恐れて、リスクが高い仮想通貨に購入する場合もあります。
取引で失敗しないためにも、自身のトレードルールを組み立てておくのが大切です。
リサーチをしてから購入すること
仮想通貨取引のポイントとして、リサーチしてから購入することです。
特に初心者は感情に流されやすく、周りの人が「保有しているから」という理由だけで取引する場合があります。
ただ、何も調べずに飛びついて購入すると、大きな損失を被る可能性が高いです。
ネット上で気になる仮想通貨を発見したら、「なぜ注目されているか?」「将来性はあるか?」などを考え、リサーチした上で自ら購入判断をしましょう。
仮想通貨ジャスミー(JMY)の買い方
ここでは、仮想通貨ジャスミーの買い方について紹介します。
国内取引所でも仮想通貨を取引は可能ですが、ジャスミー以外にも幅広い種類の仮想通貨を購入したい人は海外取引所の登録を検討してみましょう。
仮想通貨初心者でもおすすめしたいのが、海外取引所のBybit(バイビット)です。
- 完全日本語対応
- 取扱銘柄数が300種類以上
- 日本人ユーザーが多い
- 高い流動性
- セキュリティが強固
海外取引所でJASMYを購入するには、元手になる通貨を入金しなければなりません。
国内取引所で仮想通貨を購入してください。
送金するには、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)など、価格が安定した通貨を選択するのがおすすめです。
Bybitにログインして「仮想通貨一覧」を開きます。
仮想通貨一覧から入金する通貨の右側にある「入金」をクリック。
画像のような「QRコード」と「アドレス」が表示されるため、コピーしてください。
国内取引所から仮想通貨を送金する際は、先ほどのコピーしたアドレスを貼り付けて送金処理します。
Bybitで着金が確認できれば完了です。
送金した仮想通貨を売却してから、テザー(USDT)を購入します。
直接テザー(USDT)を送金した場合、この手順は必要ありません。
現物取引で「JASMY/USDT」を検索してください。
購入数量を入力して「JASMYを買う」をクリックすれば完了です。
仮想通貨ジャスミー(JMY)のよくある質問
ここでは、仮想通貨ジャスミーのよくある質問を紹介しますので、参考にしてください。
仮想通貨ジャスミーは怪しい通貨ですか?
仮想通貨ジャスミーは怪しい通貨ではありません。
ホームページやホワイトペーパーが存在しており、プロジェクトの詳細な情報を提供しています。
また、2023年5月時点でジャスミーの時価総額は320億円以上です。
時価総額は市場の評価を示す重要な指標であり、ジャスミーの高い時価総額は投資家による信頼の表れといえます。
仮想通貨ジャスミーの発行枚数は?
仮想通貨ジャスミーは発行枚数が500億枚と上限が設定されています。
発行枚数に上限があることで通貨の希少性が高まり、需要と供給のバランスを安定化させる要因になります。
仮想通貨ジャスミーは国内取引所でも購入できますか?
仮想通貨ジャスミーは6つの国内取引所で購入できます。
- BITPOINT
- フォビジャバン
仮想通貨ジャスミーの最新情報を入手するには?
仮想通貨ジャスミーの最新情報を入手するには、いくつか手段があります。
仮想通貨の最新情報を入手するなら、信頼できる一次情報を確認するのがおすすめです。
仮想通貨ジャスミー(JMY)まとめ
- 仮想通貨ジャスミー(JMY)は日本で開発された通貨
- ジャスミーはWeb3.0の共通理念がある
- ジャスミープラットフォームには「SKC」と「SG」の2つのサービスを提供している
- 個人データを提供することで仮想通貨が報酬として獲得できる
- 仮想通貨ジャスミーは「違法販売」の怪しい噂がある
\Bybit公式サイトはこちら/
ジャスミーは、日本で開発された仮想通貨であり、日本語の公式ホームページ・ホワイトペーパーを提供しています。
プロジェクトの詳細な情報が入手できるため、日本人からの信頼性が高いです。
現在、ジャスミーは2つの国内取引所で上場しており、日本人でも比較的容易に購入できます。
ただし、他の仮想通貨も取引したい場合には、海外取引所に登録することをおすすめします。
ジャスミーを購入したい人は、上述で紹介した「買い方」の手順を参考に取引していきましょう。
大学卒業後に米国株取引を始める。FX、先物、CFDを経験し、2017年のビットコインの高騰を見て仮想通貨取引に参入。主に仮想通貨FXで大きな収益を得ている。長年の経験から投資・金融に関する情報を発信。現在は、Fact of Moneyの運営責任者として記事の執筆・検収を行う。