Margexという海外仮想通貨取引所をご存知でしょうか?
あまり日本人にはなじみのない取引所です。
本記事では海外仮想通貨取引所「Margex」の概要/特徴、口座開設方法を分かりやすく解説します。
- Margexは本人確認なしで登録可能
- Margexの手数料は比較的安い
- シンプルなデザインでありながら、ステーキングなどさまざまなサービスを提供している
- 日本語対応していない
目次
Margexの基本情報
取引所名称 | Margex |
---|---|
設立年 | 2020年 |
拠点 | セイシェル |
レバレッジ倍率 | 最大100倍 |
Margexは2020年に設立された海外仮想通貨取引所です。
本社はセイシェルに置かれており、日本人の利用も可能となっています。
Margexの特徴
Maegexの特徴を見ていきましょう。
- レバレッジ100倍
- 取引手数料が安い
- シンプルなデザインで操作がわかりやすい
レバレッジ100倍
Margexではデリバティブ取引で最大100倍のレバレッジをかけることができます。
国内仮想通貨取引所では最大2倍までしかレバレッジをかけられないため、かなり高いレバレッジで取引をすることができます。
高いレバレッジで取引をすると大きな利益を狙える反面、損失が大きくなるリスクがあるため、注意が必要です。
取引手数料が安い
手数料率 | |
---|---|
メイカー手数料 | 0.019% |
テイカー手数料 | 0.060% |
Margexの取引手数料はメイカー手数料が0.019%、テイカー手数料が0.06%となっています。
他の海外仮想通貨取引所と比較すると安い水準となっています。
手数料負けを起こさないためにも手数料の安い取引所を使うことで、リスクを減らすことができます。
シンプルなデザインで操作がわかりやすい
Margexは画面デザインがシンプルで初心者でも使いやすくなっています。
直感的な操作が行えチャート画面も見やすく、注文方法もシンプルでわかりやすいのが特徴です。
Margexの口座開設・登録方法
ここではMargexの登録方法とセキュリティ強化のための2段階認証設定を解説します。
Margexは本人認証無しで使用できます。
必要なのは口座開設時に設定するメールアドレスのみです。
口座開設方法
口座開設時に必要なのは、メールアドレスのみです。あとは任意のパスワードを設定しましょう。
- 8文字以上30文字以下
- 大文字1つ以上、数字1つ以上が含まれている
最後にMargexの国籍制限を確認してチェックを入れ、「REGISTER」ボタンをクリックします。
すぐに登録したメールアドレスに確認メッセージが届きます。
メッセージに記載された確認コードをアカウントページに入力して口座開設は完了となります。
2段階認証の設定
口座開設が完了したら2FA(2段認証)を設定しましょう。
まずは、AppStoreかGooglePlayでGoogle Authenticatorアプリをインストールして下さい。
つぎに、アカウント画面から「SETTINGS」を選択し、Google Authenticatorの横のペンアイコンをクリックします。
Google Authenticatorアプリを立ち上げて、2FAポップアップウィンドウにあるQRコードをスキャンします。
コードを入力し「CONTINUE」をクリックすれば2段階認証設定の完了となります。
Margexの入金方法
Margexでは入金手数料がかかりません。
Margexの入金方法は大きく以下の2つです。
- 暗号資産入金
- クレジットカード入金
仮想通貨の入金
ウォレットページで「DEPOSIT」をクリックして下さい。
次に、ドロップダウンメニューで入金する通貨を選択します。
入金アドレスが表示されるので、送金元の宛先欄に入力しましょう。
それぞれの仮想通貨にはネットワークが指定されているので、間違わないように注意しましょう。
クレジットカード入金
クレジットカードで仮想通貨を購入することも可能です。
まずはウォレットページから「DEPOSIT」を選択しましょう。
購入したい仮想通貨銘柄を選択して「BUY BITCOIN」をクリックします。
次に購入金額、入金先アドレスを入力します。
最後に「Click here to redirect」をクリックして購入を確定します。
支払いを済ませると、入力したアドレスに購入した仮想通貨が着金します。
Margexの出金方法
まずはウォレットページへアクセスして下さい。
次に「WITHDRAW」を選択して、出金通貨を選択します。
出金先アドレスと通貨量を設定して「WITHDRAW」をクリックします。
最後にアカウントのメールアドレスに確認メールが届きます。
メールに記載されているPINコードを入力して出金リクエストを完了させます。
Margexは出金リクエストを1回/日、12:00~14:00(UTC)の間に処理します。
12:00(UTC)前に申請された出金は同日中の処理となります。
12:00(UTC)以降の出金要請は、翌日営業日に処理されるので、計画的に出金を行いましょう。
Margexの取引方法
Margexで取引できるペアは以下の通りです。
- BTC/USD
- ETH/USD
- XRP/USD
- LTC/USD
- EOS/USD
- ADA/USD
- SOL/USD
- UNI/USD
どれも流動性が非常に高いメジャー銘柄となっています。
様々な注文方法が用意されており、最大100倍までのレバレッジをかけた取引も可能です。
取引したい仮想通貨を選択後、レバレッジ倍率、数量、価格などを入力後に「BUY」または「SELL」をクリックすることで注文可能です。
Margexに関するよくある質問
Margexのよくある質問を見ていきましょう。
- 日本語で使用することはできる?
- 日本人でも登録できる?
- 本人確認は必要?
日本語で使用することはできる?
日本語でMargexを使用することはできません。
表示言語は英語/ドイツ語/フランス語/イタリア語/ポルトガル語/トルコ語/スペイン語です。
問い合わせも日本語の対応はありません。
日本人でも登録できる?
日本人でもMargexに登録はできます。
日本在住でも下記の国籍の方は、登録ができませんので注意しましょう。
- アメリカ合衆国 (プエルトリコおよび米領バージン諸島を含む)
- ケベック カナダ
- 香港特別行政区
- セイシェル
- バミューダ
- キューバ
- クリミアおよびセヴァストポリ
- イラン
- シリア
- 北朝鮮
- スーダン
- アフガニスタン
本人確認は必要?
登録に本人確認は必要ありません。
クレジットカードで仮想通貨の購入を行う場合は、本人確認が必要となります。
国内仮想通貨取引所から仮想通貨を送金して取引を行う場合は、本人確認の必要はありません。
最低取引額は?
1ドルから取引が可能です。
レバレッジも1ドルから可能です。
ステーキング解除は自由?
いつでも自由にステーキングは解除できます。
また、ステーキング中の資産もレバレッジ取引の証拠金資産としてカウントされます。
ステーキングのAPYは一定?
ステーキングAPYは変動します。
需要/供給、流動性、ボラティリティなどの多数の市場要因に基づいて変動します。
APY(Annual Percentage Yield)は複利を計算に入れた年利率です。
Margex まとめ
- Margexは本人確認なしで登録可能
- Margexの手数料は比較的安い
- シンプルなデザインでありながら、ステーキングなどさまざまなサービスを提供している
- 日本語対応していない
Margexはまだ日本人には認知度が低いですが、ハイレバレッジ取引やステーブルコイン運用など大きな魅力があります。
海外取引所の選択で迷っているという方は、ご利用を検討してみてはいかがでしょうか。
Margexについてお調べ中の方々にとって有益な情報となれば幸いです。
大学卒業後に米国株取引を始める。FX、先物、CFDを経験し、2017年のビットコインの高騰を見て仮想通貨取引に参入。主に仮想通貨FXで大きな収益を得ている。長年の経験から投資・金融に関する情報を発信。現在は、Fact of Moneyの運営責任者として記事の執筆・検収を行う。