思わぬビジネスチャンスが訪れたとき、先立つものがないからといって諦めるのはもったいないこと。
「そうはいっても銀行融資にかける時間もなければ審査に通る自信もない…」という方には、ファクタリングがおすすめ。
迅速かつ柔軟に資金調達ができるファクタリングなら、いち早くチャンスをものにできるでしょう。
今回は、投資目的の資金調達を検討されている方のために、ファクタリングのメリットや注意点をご紹介します。
資金繰りができないがために、会社の成長を促す機会を逃したくないという方は必見です。
おすすめの優良ファクタリング会社についてもまとめましたので、ぜひ参考になさってくださいね。
- ファクタリングとは、売掛債権を早期買取してくれるサービスのこと
- 投資資金の調達にファクタリングがおすすめの理由
① 簡単&迅速な手続きでチャンスを逃さない
② 審査が通りやすい
③ 投資・経営戦略の相談が可能 - ファクタリングを投資資金の調達目的で使う際の注意点
① 手数料が高い
② ファクタリング会社を名乗る違法業者がいる - 投資目的の資金調達におすすめのファクタリング会社は三共サービス・ビートレーディング・ベストファクター
目次
投資資金の調達に役立つ「ファクタリング」とは
投資資金の調達方法として広がりを見せるファクタリング。
ですがまたまだ新しいサービスなので、「ファクタリングってなんだろう?」という方も。
そこで、そもそもファクタリングとはどういったものなのかについて、わかりやすく解説します。
ファクタリング = 売掛債権の売却による早期資金回収法
ファクタリングとは売掛債権を売ることで、当初の入金日よりも前に資金を得るための手段です。
利益は出ているのに、手元にお金がない場合などに使われることが多いとされる資金調達方法です。
なかには取引先にファクタリングがバレない方法も。
こういった使い勝手の良さから人気が高まってきています。
ファクタリング契約は大きくわけて2種類。
1つ目は、申込者とファクタリング会社のみで契約し、取引先に通知しない2社間ファクタリング。
2つ目は2社間ファクタリングに取引先を含めた、3社間ファクタリングです。
3社間ファクタリングは、ファクタリング会社の資金回収リスクを軽減できるため、手数料が安くなることがメリット。
このように柔軟なサービス提供をしてくれることが、ファクタリングの人気の秘訣です。
違法性はなく、個人の利用も急増中!
ファクタリングの認知度はまだまだ高くありません。
その一方で、個人の給料を対象にしたファクタリングも広がりを見せており、その便利さが注目を浴びています。
このような状況のなかで、「ファクタリングは違法だ」と考える人も…。
ですが、2社間ファクタリングは売掛債権の売却にあたりますし、3社間ファクタリングは取引先も含めた契約です。
このことからファクタリングは違法ではありません。
ただし、ファクタリング会社を名乗って違法なことをする悪徳業者は存在します。
そのため、ファクタリング自体も違法と考える人がいるのです。
ファクタリング会社を名乗る違法業者については、以下の項目でご紹介するので、気になる方は先にご覧くださいね。
投資資金の調達にファクタリングがおすすめの理由
投資資金の調達方法としてファクタリングがおすすめな理由は以下の3つ。
これらをおさえることで、より効果的にファクタリングを活用できるので、詳しくお伝えします。
- 簡単&迅速な手続きでチャンスを逃さない
- 審査が通りやすい
- 投資・経営戦略の相談が可能
ファクタリングがおすすめな理由① 簡単&迅速な手続きでチャンスを逃さない
ファクタリングは入金までのスピードが早いことが最大の特徴。
早い場合には即日で入金してくれることもあります。
そのため、突如舞い降りたビジネスチャンスにも対応可能。
「偶然が重なってチャンスが舞い込んできたけど、人手や材料が足りない…」といった場合などに最適なファクタリング。
売掛債権を素早く売却することで、人員を増やしたり設備投資をしたりと状況に合わせた投資が可能に。
「今から銀行に融資依頼をする時間なんてない」といったときに救いの一手となります。
ファクタリングがおすすめな理由② 審査が通りやすい
ファクタリング会社は、売掛先の支払い能力や信用を重視します。
そのため、あなたの会社が創業後まもなくても、資金調達できる可能性は充分にあります。
たとえば個人の給料をファクタリングする場合、申込者が金融ブラックでも審査に通ることは珍しくありません。
「まだ会社としての実績がないから、銀行の融資なんて無理だ…」という方でも、資金調達できるのがファクタリングです。
ファクタリングがおすすめな理由③ 投資・経営戦略の相談が可能
売掛債権を買い取ってくれるだけでなく、経営改善などのアドバイスをしてくれるファクタリング会社もあります。
資金難の会社と接することが多いファクタリング会社だからこそ、実際の状況に応じた適切なコンサルティングができることも。
現在検討中の投資について相談にのってもらえば、リスクを抑えながら利益を伸ばせるでしょう。
ファクタリング会社に協力してもらうことで、新しい発見ができたと感じる経営者は少なくありません。
ファクタリング以外で投資資金を調達する方法
使い勝手がよくコンサルティングまで受けられることもあり、人気が高まっているファクタリング。
「ほかの資金調達法と比べるとどうなのか」について一覧表にまとめましたので、以下をご覧ください。
ファクタリング・金融機関等における資金調達の比較
メリット | デメリット | |
---|---|---|
ファクタリング | ・手続きが簡単&早い ・審査に通りやすい ・投資、経営戦略の相談ができる |
・手数料が高い ・ファクタリング会社を名乗る違法業者がいる |
融資 | ・金利が安い ・返済期間が長め |
・手続きに時間や手間がかかる ・審査が厳しめ |
助成金 | ・返済不要 | ・入金が遅い ・種類が多く、選定が大変 ・申請手続きに手間暇がかかる ・課税対象となる |
ビジネスローン | ・審査が早く、甘め ・担保、保証人が不要 |
・金利が高い ・返済期間が短い ・融資額が少ない |
クラウドファンディング | ・多数の賛同を得られれば、多額の調達が可能 | ・出資者の情報管理が大変 ・WEB上に応募内容が掲載され続ける ・賛同を得られなければ、お金を集められない ・怪しい人と関わる恐れがある |
ファクタリング以外の資金調達法についてわかりやすくまとめましたので、今一度チェックしてくださいね。
① 融資
国や銀行からの融資による資金調達方法です。
金利が安く返済期間が長いことが多いので、長期的に安定した借入ができることがメリット。
その反面、審査に時間を要することや、審査に通りづらいことがデメリット。
公的融資の場合には最低でも1ヶ月以上、銀行融資の場合には最低1週間以上の時間が必要とされています。
さらに創業後まもない会社は信頼性に乏しいと判断され、融資を断られてしまうことも珍しくありません。
また、融資を受けるための手続きが大変なことも大きな特徴。
損益計算書や貸借対照表などの用意など、やらなければいけないことがたくさんあります。
会社の代表者が連帯保証人になるだけでなく、さらに別の保証人を立てなければいけないケースもあるので注意が必要です。
② 助成金
公的機関などからの助成金は、返済不要なことが大きなメリット。
ですが、基本的には投資などが終わった段階で入金されるケースが多いとされています。
たとえば100万円の設備投資をしたあとで助成金の申請をして、認められれば助成金を受け取れるといった状況です。
そのため、突然舞い込んだチャンスに活用できる類のものではありません。
さらに助成金は種類が多いことも大きな特徴。
国内の助成金は数千種類あるとされており、そのなかから条件が合うものを探すだけでも一苦労。
そのうえ申請手続きが大変なことにも注意が必要。
説明会への参加や書類の用意、面接対策など、なにかと時間と労力がかかります。
さらにライバルが多い場合には、「たくさんの時間と労力を費やしたのに、結局資金調達できなかった…」となることも。
また、助成金は課税の対象となるので要注意。
③ ビジネスローン
事業用の資金を素早く柔軟に提供してくれるビジネスローン。
スピーディーでやさしい審査や、担保・保証人不要で借りられることがメリットです。
その一方でビジネスローンは金利が高く、返済期間が短め。
投資によって素早く利益を得られなければ、返済不能になる恐れがあるので気を付けなければなりません。
さらに銀行などに比べて融資額が少ないことにも要注意です。
④ クラウドファンディング
クラウドファンディングとは個人からお金を募るかわりに、何らかのメリットを提供する資金調達法のこと。
WEB上で不特定の人たちからお金を募るため、多くの人に共感してもらえれば、それだけたくさんの資金を調達できます。
ですが、どの人がいくら出資してくれたのかの把握やお礼の品の発送など、管理が大変になりがち。
また、基本的にはWEB上に募集内容が残り続けることになるので、あとから「しまった」と思うことも…。
さらに、不特定多数に出資を呼び掛けるため、予期せぬトラブルに見舞われる可能性も否めません。
思うような金額が集まるかどうかもわからないので、資金調達の手段とするのは不安と考える人は少なくありません。
ファクタリングを投資資金の調達目的で使う際の注意点
ファクタリングには大きな魅力がありますが、気を付けなければいけないこともあります。
この点を見落とすと後悔するかもしれません。
そうなってしまわないよう、ファクタリングの注意点を事前にお伝えします。
- 手数料が高い
- ファクタリング会社を名乗る違法業者がいる
ファクタリングの注意点① 手数料が高い
ファクタリングは手数料が高いことがデメリット。
手数料の相場は5%~20%。
それに比べて銀行融資の手数料は1%~3%が相場といわれています。
これらのことから手数料がかかるほど、手取り額が減ってしまうことにも注意が必要。
そのため銀行融資が受けられる場合などには、ファクタリングがおすすめできない状況もあります。
「急がないと大きな投資チャンスを逃してしまう」といった状況でない場合、ファクタリング以外の資金調達法も検討しましょう。
以下にそれぞれの資金調達時における手数料について表にまとめましたので、あわせてお役立てくださいね。
ファクタリング・金融機関等における資金調達時の手数料一覧表
ファクタリング | 5%~20% |
融資 | 1%~3% |
助成金 | 原則なし |
ビジネスローン | 5%~15% |
クラウドファンディング | 5%~20% |
ファクタリングの注意点② ファクタリング会社を名乗る違法業者がいる
ファクタリングはまだ発展途上のサービスなので、法整備などが完全ではありません。
そのためファクタリング会社を装った違法業者も、少なからず存在します。
たとえば、2017年にはファクタリングを名乗った違法業者が摘発されたとニュースになりました。
出典:産経WEST「債権の買い取り装い「ヤミ金」、実質経営者ら7人逮捕 大阪府警」
こういった違法業者の存在を知っておくと、リスクを避けるために役立ちますので、おさえておいてくださいね。
投資目的の資金調達におすすめのファクタリング会社3選
時間や労力などをふまえ、投資用の資金をファクタリングで調達する方は少なくありません。
その一方で、「どのファクタリング会社を選べば良いのか、まったく検討がつかない…」という方も。
そんなあなたのため、編集部おすすめの会社を3社ピックアップしましたので、ぜひお役立てください。
おすすめのファクタリング会社① 三共サービス
投資資金の調達にもっともおすすめのファクタリング会社は、手数料の安さが強みの三共サービスです。
その手数料は1.5%と格安。
銀行融資の利率に引けを取りません。
ただし、手数料の上限額についての記載がないないので他社との比較して決めるのが無難でしょう。
また三共サービスは、細やかな審査でマネジメントの改善にも役立ってくれるため、嬉しい気付きが得られることも。
スムーズかつ円滑なやりとりが売りなので、投資関連の相談にも力を貸してくれるかもしれません。
三共サービスの特徴はこちらをご覧ください。
取り扱いファクタリング | ・2社間ファクタリング ・3社間ファクタリング |
利用可能対象者 | 法人 |
買取可能額 | 50万円~3,000万円 |
手数料 | 1.5%~ |
入金スピード | 最短翌日 |
対応エリア | 全国 |
おすすめのファクタリング会社② ビートレーディング
最大手のビートレーディングは安定感が最大の強み。
買取り額の累計は、なんと409億円。
これだけの信頼と実績があるので、潤沢な資金であなたの投資をサポートしてくれます。
売掛債権の買取り額は30万円~3億円なので、柔軟に対応してもらえることも嬉しいポイント。
口コミも良く安心して任せられるファクタリング会社を探している方におすすめです!
ビートレーディングの特徴は、以下を参考になさってくださいね。
取り扱いファクタリング | ・2社間ファクタリング ・3社間ファクタリング |
利用可能対象者 | ・法人 ・個人事業主 |
買取可能額 | 30万円~3億円 |
手数料 | 2%~20% |
入金スピード | 最短即日(12時間) |
対応エリア | 全国 |
おすすめのファクタリング会社③ ベストファクター
「少額の売掛債権でも対応してもらえるのだろうか…」と不安な方におすすめのベストファクター。
30万円からのファクタリングが可能です!
さらに、審査時間は最短30分、審査通過率は脅威の92.25%です。
素早く、より確実に投資資金を調達した場合に重宝します。
ベストファクターは電話だけでなく、ネットでの手続きも可能なので、状況に応じて選んでください。
会社の規模に関係なくファクタリング対応が可能としているので、創業まもない会社でも安心です。
ベストファクターの特徴はこちらをご覧くださいね。
取り扱いファクタリング | ・2社間ファクタリング ・3社間ファクタリング |
利用可能対象者 | ・法人 ・個人事業主 |
買取可能額 | 30万円~ |
手数料 | 2%~20% |
入金スピード | 最短即日 |
対応エリア | 全国 |
特徴をササッと把握して決められたらな。
このような方には、以下のページがおすすめです!
【まとめ】投資チャンスを逃したくないならファクタリング!
では最後に、投資用の資金調達に優れたファクタリングについて、まとめておきますね。
- ファクタリングとは、売掛債権を早期買取してくれるサービスのこと
- 投資資金の調達にファクタリングがおすすめの理由
① 簡単&迅速な手続きでチャンスを逃さない
② 審査が通りやすい
③ 投資・経営戦略の相談が可能 - ファクタリングを投資資金の調達目的で使う際の注意点
① 手数料が高い
② ファクタリング会社を名乗る違法業者がいる - 投資目的の資金調達におすすめのファクタリング会社は三共サービス・ビートレーディング・ベストファクター
ファクタリングは投資資金を確保するために役立ちます。
事前にファクタリングを把握しておくと、今しかないというチャンスをものにできるかもしれません。
ですが、ファクタリングの使いすぎには要注意。
手数料が重なって、投資におけるリターンが膨らんだとしても、手取り額が少なくなってしまいます。
これらをふまえて効率的な投資ができるよう、ファクタリングを検討してくださいね。
思わぬビジネスチャンスが訪れたとき、先立つものがないからといって諦めるのはもったいないこと。
「そうはいっても銀行融資にかける時間もなければ審査に通る自信もない…」という方には、ファクタリングがおすすめ。
迅速かつ柔軟に資金調達ができるファクタリングなら、いち早くチャンスをものにできるでしょう。
今回は、投資目的の資金調達を検討されている方のために、ファクタリングのメリットや注意点をご紹介します。
資金繰りができないがために、会社の成長を促す機会を逃したくないという方は必見です。
おすすめの優良ファクタリング会社についてもまとめましたので、ぜひ参考になさってくださいね。
- ファクタリングとは、売掛債権を早期買取してくれるサービスのこと
- 投資資金の調達にファクタリングがおすすめの理由
① 簡単&迅速な手続きでチャンスを逃さない
② 審査が通りやすい
③ 投資・経営戦略の相談が可能 - ファクタリングを投資資金の調達目的で使う際の注意点
① 手数料が高い
② ファクタリング会社を名乗る違法業者がいる - 投資目的の資金調達におすすめのファクタリング会社は三共サービス・ビートレーディング・ベストファクター
大学卒業後に米国株取引を始める。FX、先物、CFDを経験し、2017年のビットコインの高騰を見て仮想通貨取引に参入。主に仮想通貨FXで大きな収益を得ている。長年の経験から投資・金融に関する情報を発信。現在は、Fact of Moneyの運営責任者として記事の執筆・検収を行う。