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クラーケン|インタビューと口コミで実際の評判をチェック

クラーケンジャパンサムネイル

クラーケンってどんな仮想通貨取引所?

老舗らしいけどどんな特徴があるの?

仮想通貨が普及する中でたくさんの取引所が誕生し、ひっそりと消えていったものも少なくありません。

そんな中、ビットコイン黎明期から今日に至るまで、トップクラスの流動性で市場を牽引する仮想通貨取引所もわずかに存在します。

世界で最も歴史のある仮想通貨取引所として知られる「クラーケン」もその一つ。

今回はそんなクラーケンの日本向けサービス「クラーケン・ジャパン」について担当者さんにインタビューしてみました。

クラーケンをざっくりいうと
  • クラーケンは米国で誕生した世界で最も歴史のある取引所の一つ
  • 世界トップクラスの強固なセキュリティと流動性の高さで知られている
  • 2020年10月に日本市場へ本格進出
  • クラーケン・ジャパンでは53ペアを取引できる
  • 24時間年中無休で日本語サポートを受けられる
  • 世界最高水準の環境で取引に集中したい方におすすめ

クラーケン・ジャパンの会社情報

クラーケンジャパン会社概要

クラーケン(Kraken)は、2011年に米国で誕生した世界最古の取引所の一つであり、強固なセキュリティ対策と高い流動性で知られています。

「暗号資産の普及による経済的な自由と、誰もが金融サービスを受けられる状態(金融包摂)を実現すること」をミッションとしています。

グローバルで90以上の仮想通貨と7つの法定通貨(ユーロ、米ドル、カナダドル、ポンド、日本円、スイスフラン、オーストラリアドル)の取引サービスを提供。

クラーケンの日本現地法人であるペイワードアジア(Payward Asia)は、2020年10月に日本における仮想通貨取引サービスを本格化させています。

クラーケン・ジャパンの基本情報
運営会社名 Payward Asia株式会社
所在地 東京都千代田区二番町9番3号
設立 2018年9月
資本金 9億6,085万9,709円(資本準備金含む)
事業内容 暗号資産交換業
暗号資産交換業登録 関東財務局長第00022号
加盟団体 一般社団法人 日本暗号資産取引業協会(JVCEA)(理事・副会長)
一般社団法人 日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)(理事)

仮想通貨8銘柄

  • Bitcoin (BTC)
  • Ethereum (ETH)
  • Ripple (XRP)
  • Litecoin (LTC)
  • Bitcoin Cash (BCH)
  • Chainlink (LINK)
  • Basic Attention Token (BAT)
  • OMG Network (OMG)

法定通貨3種類

  • JPY
  • USD
  • EUR
  • 販売所・取引所
  • 販売所手数料:一律1.5%
  • 取引所手数料:下記の通り取引量によって変動
直近30日の取引量 (USD) メイカー テイカー
$0 – $50,000 0.16% 0.26%
$50,001 – $100,000 0.14% 0.24%
$100,001 – $250,000 0.12% 0.22%
$250,001 – $500,000 0.10% 0.20%
$500,001 – $1,000,000 0.08% 0.18%
$1,000,001 – $2,500,000 0.06% 0.16%
$2,500,001 – $5,000,000 0.04% 0.14%
$5,000,001 – $10,000,000 0.02% 0.12%
$10,000,000+ 0.00% 0.10%

取引所での売買手数料は、直近の30日取引ボリュームとメイカー/テイカーによって決定します。

クラーケン・ジャパンにインタビューしてみました

クラーケンジャパンインタビュー

FoM編集部

ビットコイン黎明期から存在感を示している貴社ですが、どのようなミッションを掲げて運営されているのでしょうか。
私たちのミッションは、暗号資産の普及を加速させることです。

これにより世界中のすべての人々に経済的な自由をもたらし、誰もが金融サービスから取り残されることのない「金融包摂」を実現することを目的としています。

クラーケン担当者

FoM編集部

そのビジョンを実現する道のりとして、現在どのようなサービスを展開されていますか?
「クラーケン・グローバル」としては世界の190ヵ国・約750万人以上の方に暗号資産交換サービスをご利用いただいています。

クラーケン担当者

現在米国最大の仮想通貨取引所の1つであり、ユーロ建て世界最大の取引高を上げています。

クラーケン担当者

FoM編集部

2022年1月時点、現物の取引高で世界4位に入っています。文字通り世界最大級の流動性ですね!

クラーケン取引量

その他、クラーケン・グローバルの事業概要は以下にまとめました。

クラーケン担当者

  • デジタルアセット取引所(仮想通貨及び仮想通貨デリバティブ)
  • カストディ業務(仮想通貨資産の保全・管理)
  • OTCトレーディング(機関投資家・取引所・交換所・販売所向けマーケットメイク)
  • その他、リサーチ、Cryptowatchブランドによるデータ・EMS/OMS提供、等

暗号資産90銘柄以上

  • Bitcoin (BTC)
  • Ethereum (ETH)
  • Tether USD (USDT)
  • USD Coin (USDC)
  • Cardano (ADA)
  • Solana (SOL)
  • Ripple (XRP)
  • Terra (LUNA)
  • Polkadot (DOT)
  • Dogecoin (DOGE)
  • Avalanche (AVAX)
  • Shiba Inu (SHIB)
  • Polygon (MATIC)
  • Wrapped Bitcoin (WBTC)
  • Cosmos (ATOM)
  • Chainlink (LINK)
  • Uniswap (UNI)
  • Litecoin (LTC)
  • Dai (DAI)
  • Algorand (ALGO)
  • TRON (TRX)
  • Bitcoin Cash (BCH)
  • ルーメン (XLM)
  • Decentra​land (MANA)
  • Axie Infinity Shards (AXS)
  • Filecoin (FIL)
  • Ethereum Classic (ETC)
  • Sand (SAND)
  • Monero (XMR)
  • Tezos (XTZ)
  • Aave (AAVE)
  • EOS (EOS)
  • The Graph (GRT)
  • Flow (FLOW)
  • Kusama (KSM)
  • MakerDAO (MKR)
  • Curve DAO Token (CRV)
  • Enjin (ENJ)
  • Zcash (ZEC)
  • Loopring (LRC)
  • Chiliz (CHZ)
  • Basic Attention Token (BAT)
  • Waves (WAVES)
  • Dash (DASH)
  • Mina (MINA)
  • Yearn Finance (YFI)
  • Compound (COMP)
  • 1inch (1INCH)
  • OMG Network (OMG)
  • Moonbeam (GLMR)
  • Sushi (SUSHI)
  • Bancor (BNT)
  • Qtum (QTUM)
  • Ankr (ANKR)
  • LivePeer (LPT)
  • Kava (KAVA)
  • Perpetual Protocol (PERP)
  • ICON (ICX)
  • Siacoin (SC)
  • Gnosis (GNO)
  • 0x (ZRX)
  • Synthetix (SNX)
  • Storj (STORJ)
  • dYdX (DYDX)
  • OCEAN Token (OCEAN)
  • Ren (REN)
  • Raydium (RAY)
  • Serum (SRM)
  • Keep Network (KEEP)
  • Moonriver (MOVR)
  • PAX Glod (PAXG)
  • Cartesi (CTSI)
  • Injective Protocol (INJ)
  • Kyber Network (KNC)
  • Lisk (LSK)
  • Aragon (ANT)
  • Energy Web Token (EWT)
  • Orchid (OXT)
  • Badger DAO (BADGER)
  • Origin Protocol (OGN)
  • Band Protocol (BAND)
  • Augur (REP)
  • Augur v2 (REPV2)
  • Covalent (CQT)
  • Aavegotchi (GHST)
  • KILT (KILT)
  • Enzyme Finance (MLN)
  • Mirror Protocol (MIR)
  • Balancer (BAL)
  • Phala (PHA)
  • Rarible (RARI)
  • Shiden (SDN)
  • Karura (KAR)
  • tBTC (TBTC)
  • Oxygen (OXY)
  • Bifrost (BNC)
  • Nano (NANO)
  • Kintsugi (KINT)
  • Ethereum 2.0 (ETH2)
  • Astar (ASTR)

法定通貨7通貨

  • USD
  • GBP
  • EUR
  • CAD
  • JPY
  • AUD
  • CHF

クラーケン・ジャパンの日本での展開は?

クラーケンジャパン展開

2020年10月からは「クラーケン・ジャパン」として日本での展開を強化しています。
過去にも進出していた時期があり、約2年の時を経て成熟した日本の暗号通貨市場に再進出することになりました。

クラーケン担当者

FoM編集部

今年の1月19日には、日本で取引できるペア数が増えたことが話題になっていましたね。
はい。販売所に「Any to Any」という機能を導入したことで、53ペアの取引ができるようになりました。

クラーケン担当者

クラーケンジャパン取扱通貨

2022年1月19日に取扱ペアの拡充を発表。出典: kraken.com/ja-jp

日本は創業の地とも言えるので、幅広いサービスを提供できることを嬉しく感じています。

クラーケン担当者

FoM編集部

日本が「創業の地」とはそういう意味でしょうか?
実は、クラーケンと日本にはつながりがありまして。

弊社CEOのジェシー・パウエルが2011年に東京を訪問した際、当時からセキュリティ問題に直面していたMt.GOX(マウントごックス)と接触しています。

クラーケン担当者

FoM編集部

日本でも有名な「ゴックス事件(2014年2月)」が起こる3年前に、東京で当事者に合っていたと。

FoM編集部

その際にMt.GOXのセキュリティの杜撰さを目の当たりにしたCEOは「プロフェッショナルな取引所」の設立を決意し、クラーケンが誕生しました。

クラーケン・ジャパンの特徴は?

クラーケンジャパン特徴

FoM編集部

ゆかりのある日本の仮想通貨市場において、クラーケン・ジャパンはどのような取引所だと言えますか?
初心者でもエキスパートでも、使いやすい取引所だと自負しています。

クラーケン担当者

透明性の高い手数料体系で、53ペアの仮想通貨を快適に取引できます。

クラーケン担当者

FoM編集部

日本語対応への完成度が高い点も、日本のトレーダーにとって嬉しいポイントですね。
2020年9月8日に暗号資産交換業登録番号を取得し、正々堂々日本の方に向けてサービスをご提供できていることが大きな違いです。

クラーケン担当者

FoM編集部

「海外に住む日本人向け」という建て付けで日本語対応している海外取引所は多いですからね。正面玄関からサービスを提供するところに信頼性を感じます。

世界最高峰の信頼性・透明性

信頼性に関連して、クラーケンのセキュリティは安定して世界最高クラスの評価を獲得しています。過去にハッキング・資金流出等の被害を受けていません。

クラーケン担当者

2021年には、世界で初めて仮想通貨取引所で銀行ライセンスの取得に成功するなど、全社としてセキュリティを最重視していることが成果につながっていると考えています。

クラーケン担当者

FoM編集部

Mt.GOXを反面教師にして立ち上げた、という背景が今に生きていますね。
Mt. GOXへの支援は破産手続き以降も続いており、現在も再生計画をサポートしています。

クラーケン担当者

CMEグループのビットコイン先物へ価格データを提供したり、ブルームバーグ・ターミナルへ暗号資産取引所で初めて価格データを提供したりと、暗号資産市場の成長と透明性の向上につながる取り組みを続けています。

クラーケン担当者

FoM編集部

貴社のビジョンを明確に表した事業を展開されていることが伝わってきました。

FoM編集部

本日はありがとうございました!

クラーケン・ジャパンの今後から目が話せない!

黎明期から仮想通貨の発展を牽引し続けるクラーケン。

日本に再上陸から約1年となり、今後さらに耳にする機会が増えていくでしょう。

流出被害なしの実績に裏打ちされた最高水準のセキュリティや、50を超える取引ペアを備えた黒船の来航は、2022年の国内取引所界隈において大きな目玉になりそうです。

公式ホームページから口座開設をしてみてはいかがでしょうか。

クラーケンのまとめ
  • クラーケンは米国で誕生した世界で最も歴史のある取引所の一つ
  • 世界トップクラスの強固なセキュリティと流動性の高さで知られている
  • 2020年10月に日本市場へ本格進出
  • クラーケン・ジャパンでは53ペアを取引できる
  • 24時間年中無休で日本語サポートを受けられる
  • 世界最高水準の環境で取引に集中したい方におすすめ

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記事執筆者
執筆者足立海
大学卒業後に米国株取引を始める。FX、先物、CFDを経験し、2017年のビットコインの高騰を見て仮想通貨取引に参入。主に仮想通貨FXで大きな収益を得ている。長年の経験から投資・金融に関する情報を発信。現在は、Fact of Moneyの運営責任者として記事の執筆・検収を行う。