Bybit(バイビット)ステーキングで簡単に運用できる？特徴から設定方法まで徹底解説

仮想通貨初心者の中には取引が難しくて、損失ばかり出している人も多いでしょう。

また、仕事で忙しくて取引ができず、通貨を持ったまま放置している人もいるかもしれません。

ステーキングを利用すれば簡単に報酬が受け取れます。

本記事では、バイビットのステーキングについて徹底解説しています。

おすすめできる点から設定方法まで詳しく説明していますので参考にしてください。

Bybit(バイビット)のステーキングの概要

ここではステーキングについて紹介していきます。

仮想通貨初心者はステーキングについて知らない人もいますので参考にしてください。

ステーキングとは

ステーキングとは特定の銘柄をブロックチェーン上のネットワークに預けておけば報酬が獲得できます。

特定の銘柄を長期間保有し続けたい方や忙しくて取引できない方にもおすすめ。

例えば、仕事で忙しくチャートを見ている暇がない方でも、設定さえすれば自動で報酬が獲得できるため便利です。

また、ステーキングすれば報酬貰いながらお気に入りの銘柄を長期間保有し続けられるため一石二鳥。

ただ、ステーキング中は仮想通貨を動かすことができなかったり、価格が暴落する可能性があったりするため、注意が必要です。

仮想通貨初心者には取引より気軽に報酬が獲得できるのでおすすめ。

Bybit​​(バイビット)定期ステーキングと積立ステーキング違い

ステーキングとは仮想通貨を預けるだけで報酬を受け取れるサービスです。

チャートを見たり、慣れないツールで分析したりしなくても報酬を獲得できます。

そのため、仮想通貨初心者のようにチャートの見方がわからない人などにもおすすめです。

バイビットのステーキングには「積立」と「定期」の2種類があります。

2つの違いを下記の通り簡単に表にしてみました。

	積立ステーキング	定期ステーキング
預ける期間	無制限	30日間or60日間
払い戻し	いつでも可能	30日間or60日間
利回り	低い	高い
銘柄数	18銘柄	4銘柄

積立ステーキングは積立期間も無制限で払い戻しもいつでも可能です。

銘柄数もビットコインなど人気銘柄を含んで18種類もあります。

ただ、利回りが低いです。

一方、定期ステーキングは利回りが高く、銘柄も4銘柄でステーク期間や払い戻し期間も制限されています。

定期を利用する際は、一定期間は資金を払い戻しできませんので注意してください。

Bybit(バイビット)積立ステーキングの特徴とは？

ここでは積立ステーキングについて解説していきますので、利用を検討している方は参考にしてください。

積立ステーキング銘柄

バイビットで積立できる銘柄は下記の通り、主に18種類です。

銘柄	年率利回り（APY）
ビットコイン(BTC)	4.5%
イーサリアム(ETH)	1.8%
ビットダオ(BIT)	5%
テザー(USDT)	12%
ダイ(DAI)	3.0%
バイナンス USD(BUSD)	8%
カルノダ(ADA)	0.55%
コスモス(ATOM)	1.10%
アバランチ(AVAX)	0.72%
アクシー・インフィニティ(AXS)	2.20%
ポルカドット(DOT)	0.83%
ファントム(FTM)	1.32%
カスタ(KASTA)	6.5%
ポリゴン(MATIC)	1.10%
ニアプロトコル(NEAR)	0.44%
ハーモニー(ONE)	0.44%
柴犬コイン(SHIB)	0.34%
ソラナ(SOL)	0.58%

上記の表は2022年9月末時点で積立できる銘柄と年率利回り(APY)をまとめた表です。

ビットコイン、イーサリアムのような人気銘柄も多く、利回りが高い銘柄もいくつかあります。

有名な銘柄があると仮想通貨初心者も安心して利用ができるでしょう。

ただ、年率利回り（APY）は変動します。

最新情報を確認したい方は、バイビット公式HPの銘柄一覧を確認してください。

誰でも気軽に利益を獲得できる

積立ステーキングは誰でも気軽に利益の獲得が可能です。

積立を開始した2日後の午前9時から自動で「日次収益」が計算されます。

その後は毎日のようにアカウントに入金されるため簡単です。

テザーやバイナンスUSDのようなステーブルコインは利回りが高く、安定しているため初心者にもおすすめ。

また、積立ステーキングは払い出しもいつでもできます。

払い出し日は利回りにカウントされませんが、必要なタイミングで払い出せるのは利便性が高いです。

売り切れるケースもある

バイビットには期間限定でステーキングできる銘柄もあります。

期間限定銘柄は利回りも高く、ユーザーからも人気です。

ただ、期間限定銘柄は枠が決まっているため、上限に到達すると販売が終了になります。

上限枠を確認するなら画像のように銘柄名の下に表示されている数字を確認してください。

右の数字が分母で最大数を表しており、左が分子で既に利用されている数を表しています。

上限に近づくほど、駆け込みで預けるユーザーも多いので、早めに預けるのがおすすめ。

Bybit(バイビット)定期ステーキングの特徴

ここでは定期ステーキングについて解説していきます。

資金を一括で長期間預けたいと考えている方は参考にしてください。

定期ステーキング銘柄

バイビットで定期ができる銘柄は下記の通り4種類です。

銘柄	年率利回り(APY)
ビットコイン(BTC)	1.50%
イーサリアム(ETH)	1.75%
テザー(USDT)	3.45%
ダイ(DAI)	3.00%

上記の表は2022年9月時点の定期ステーキングができる銘柄と年率利回り(APY)をまとめた表です。

積立と同じく、最新版が見たい方は、バイビット公式HPの銘柄一覧を確認してください。

銘柄は4種類と少ないですが、利回りは積立の2倍か3倍はあります。

毎月コツコツ積立するよりもまとまった資金を一括で預けたい人は定期ステーキングがおすすめ。

預けた資金は引き出せない

定期ステーキングは満期日が来るまで預けた資金を引き出せません。

ステーキングサービスの中には報酬を諦める代わりに預けた資金を引き出せる所もあります。

しかし、バイビットでは途中解約は認められていません。

例えば、定期ステーキング中に急に資金が必要になったとしても、満期日までは引き出せないため注意してください。

ステーキングに限らず、余裕資金で利用するのがおすすめ。

Bybit(バイビット)ステーキング期間限定銘柄

ここでは、期間限定のステーキングできる銘柄について紹介していきますので参考にしてください。

期間限定の銘柄

バイビットが期間限定で実施している銘柄は下記の通りです。

積立ステーキング	USD coin(USDC)
	Gunstar Metaverse(GSTS)
定期ステーキング	Gunstar Metaverse(GSTS)

期間限定銘柄は利回りも高くて、初心者でも少額から簡単に始められます。

ただ、上限枠があり、人気もあるため売り切れになる可能性が高いです。

少しでも購入に興味があれば、早めに購入するのがおすすめ。

期間限定銘柄は定期的に変更になりますので、最新情報はバイビットの公式サイトを確認してください。

USD coin(USDC)

種類	積立ステーキング
期間終了日次	2022年12月31日まで
年間利回り	4.5%
最小額	20 USDC
最大額	200,000 USDC

USDCは米ドルと連動した値動きをする銘柄です。

USDCが運営する企業のCircleの筆頭株主が大手証券会社ゴールドマンサックスになります。

大手企業からのお墨付きをもらっているため、信頼性の高い銘柄です。

値動きが激しい仮想通貨の中でも価格は比較的安定しているため、初心者にはおすすめ。

Gunstar Metaverse(GSTS)

種類	積立ステーキング	定期ステーキング
期間終了日次	2022年1月27日まで	2022年11月27日まで
年間利回り	8%	30%
最小額	500 GSTS	500 GSTS
最大額	500,000 GSTS	300,000 GSTS

GSTSはNFTゲーム「Gunstar Metaverse」で使用されている銘柄になります。

NFTのペットとシューティングゲームを組み合わせたものです。

GSTSはゲーム内のペットを購入する時に使用できます。

今後も人気が伸びていくゲームなので注目度は高いです。

Bybit(バイビット)ステーキングがおすすめできる点

ここでは、ステーキングがおすすめできる点について紹介していきますので参考にしてください。

利回りの高い運用ができる

ステーキングは仮想通貨取引とは違い、利回りの高い運用が可能です。

積立と定期どちらを選択しても利回りは高く、簡単に利益を獲得できます。

現在、国内の銀行で積立や定期で運用したとしても、利益は雀の涙です。

また、円安などの為替の影響を受けると資産はどんどん目減りしていきます。

テザーなどのステーブルコインを利用すれば、価格が安定して高利回りの運用が可能です。

仮想通貨初心者はステーブルコインのような価格が安定している銘柄がおすすめ。

いつでも利息を受け取れる

ステーキング開始から2日後から「日次収益」として毎日資産アカウントに入金されるため、いつでも利息が受け取れます。

入金が開始されると毎日利息が確認できるため、少しずつ資産が増えているのが実感できるでしょう。

ただ、利息がいつでも受け取れるのは「積立ステーキング」のみです。

定期ステーキングは満期日になれば、利息が資産アカウントに入金されるので確認してください。

好きなタイミングで払い戻しが可能

積立ステーキングであれば自分の好きなタイミングで払い戻しができます。

好きなタイミングで払い戻しができるので、緊急時でもすぐに資金の引き出しが可能です。

例えば、積立途中に預け入れしている銘柄が急落したとき、すぐに解除すればリスクを最小限に抑えられます。

仮想通貨は変動が激しく、好きなタイミングで払い戻しができるのは臨機応変に対応できるため便利です。

ただ、定期ステーキングは満期日までは引き出しはできないため、注意してください。

誰でもすぐに開始できる

ステーキングは誰でもすぐに開始できるため利便性は高いです。

チャートを見ながら取引したり、ツールを使用して分析したりする必要もありません。

特に仮想通貨初心者はチャートやツールを使用しながら取引するのは難しいです。

また、仕事などで忙しくて常時チャート画面を見ている時間もありません。

ステーキングであれば、チャートを見ながら購入するタイミングを考える必要もなく、忙しい人でも簡単にできるためおすすめ。

＼Bybit公式リンク／

Bybit(バイビット)ステーキングを利用する注意点

ここではステーキングの注意点を紹介していきますので、検討されている方は参考にしてください。

ステーキングが可能な銘柄が少ない

バイビットでステーキング可能な銘柄は18種類です。

海外取引所で有名なバイナンスでは取扱い可能な銘柄は200種類以上もあります。

バイビットは他の取引所と比較しても取扱い銘柄が少ないです。

銘柄が少ないと自分のお気に入りの通貨がないかもしれません。

ただ、銘柄によってはバイビットの年率利回りが高い通貨もあります。

バイビット以外の海外仮想通貨取引所と利回りを比較して使いわけるのがおすすめ。

複利運用におすすめできない

バイビットは自動で複利運用ができません。

複利運用とは、獲得した利息などを元本にプラスして、再度運用していくと収益がどんどん増大していく方法です。

バイナンス取引所では、自動で複利運用してくれます。

ただ、バイビットでは自動で複利運用はしてくれませんので手動で複利運用していくしかありません。

複利運用を考えている方は少し不便でしょう。

欲しい銘柄が購入できないケースもある

人気な銘柄はすぐに売り切れになるケースもあります。

人気がある銘柄などは、あらかじめ決まっているため、上限に到達した時点で売り切れになり購入できません。

また、期間限定で利用できる銘柄もありますが、期間が過ぎたり、上限に到達したりしたらステーキングできないので注意してください。

興味のある銘柄を見つけたらすぐに開始するのがおすすめ。

価格が下落する可能性がある

ステーキングは長い期間、利用し続けることで大きな収益の獲得が可能です。

ただ、預けている間に銘柄によって価格が下落する可能性があります。

仮想通貨は価格変動が激しい銘柄です。

例えば、自分が保有している銘柄が急落した場合、受け取る利息も小さくなります。

銀行の定期預金とは異なり、元本が大きく変動することを頭にいれておくのが重要です。

仮想通貨初心者は価格が安定して、利回りが高いステーブルコインを選ぶのがおすすめ。

Bybit(バイビット)ステーキング設定方法

ここでは、バイビットでのステーキング設定方法をブラウザ版とスマホ版を紹介していきます。

設定項目も少なく、簡単にできるので参考にしてください。

ブラウザ版

スマホ版

Bybit(バイビット)ステーキングできないトラブル原因と対処方法

ここでは、ステーキングで起きるトラブル原因と対処方法について紹介していきますので参考にしてください。

本人確認を忘れている

ステーキングできないトラブル原因の1つに本人確認を忘れている方がおおいです。

本人確認を忘れているとステーキングだけではなく、バイビットのサービスを十分に活用できません。

対処方法

本人確認レベル1を完了するためには簡単な作業が2つだけです。

本人確認レベル1の作業は身分証明書があれば数分で完了できます。

本人確認を完了させてから、ステーキングサービスを利用しましょう。

ステーキングの金額が適してない

バイビットでステーキングができないトラブル原因の中に限度額が適していない場合があります。

銘柄によっては限度額があり、満たしていなかったり、超えていたりすると利用ができません。

対処方法

銘柄	最少額	最大額
ビットコイン(BTC)	0.001	10
イーサリアム(ETH)	0.01	100
テザー(USDT)	20	500,000
USD coin(USDC)	20	200,000

上記の表はバイビットでのステーキングが利用できる限度額です。

金額が足りないなど問題が起きないように、あらかじめ限度額を確認しておくことがおすすめ。

専用アカウントに振替していない

ステーキングが利用できないトラブル原因の1つに専用アカウントに振替していない場合があります。

多くの資金を持っていても、専用アカウントに振替していないとステーキングは利用できません。

対処方法

ステーキングで利用できるのは「資産運用アカウント」です。

もし、資金を持っているのに利用できない場合は、他のアカウントに資金があるかもしれません。

他のアカウントに資金があるなら、資金を振替する必要があります。

トラブルが起きた時は一度、確認してください。

Bybit(バイビット)のステーキングに関するよくある質問

ここでは、ステーキングに関するよくある質問を紹介していきますので参考にしてください。

ステーキングの解除・払い戻しはどのようにすればいいですか？

ステーキングを解除や払い戻しするのは難しくありません。

追加でステーキングすることはできますか?

できるかの有無は積立ステーキングと定期ステーキングで異なります。

積立ステーキングの場合は、既にステーキングしている銘柄に統合されるため可能です。

ただ、追加したことで限度額が超える場合はできませんので注意してください。

定期ステーキングは追加ができず、新規ステーキングとして扱います。

また、期間限定銘柄でも上限が到達している場合はできませんので、あらかじめ確認が必要です。

Bybit(バイビット)のステーキングに税金はかかりますか？

ステーキングで獲得した報酬には税金がかかります。

ステーキングに限らず、仮想通貨による取引で獲得した利益はすべて「雑所得」です。

雑所得の損益がプラスになった場合は、税金が掛かりますので注意してください。

Bybit(バイビット)ステーキングで簡単に運用できるまとめ

今回はバイビットのステーキングについて解説してきました。

ステーキングは銘柄をインターネット上に預けておくだけで、簡単に報酬が獲得できます。

銀行のように積立と定期があり、それぞれ特徴があるので使い分けるのがおすすめ。

バイビットのステーキングは銀行とは違い、高い利回りの運用が可能で、いつでも利息が受け取れます。

ステーキングはパソコン、スマホからでも簡単に設定できるため、利便性は高いです。

忙しい人や利益がなかなか出せない仮想通貨初心者には、気軽に始められるためステーキングはおすすめ。