今回は、仮想通貨のステーキングがわからないという方に向けて、ステーキングの方法やメリットを基礎から解説しました。
この記事を見れば、仮想通貨のステーキングに関する悩みがなくなりますよ。
- ステーキングのメリットは、簡単に始められて、自動で報酬が得られる点
- ステーキングは「イーサリアム(ETH)」や「カルダノ(ADA)」「テザー(USDT)」といった仮想通貨を運用できる
- ステーキングする際のおすすめ取引所は「Bybit」「MEXC」「Kucoin」の3つ
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目次
仮想通貨のステーキングとは?
仮想通貨のステーキングとは、仮想通貨を保有しているだけで報酬が得られる仕組みです。
イメージとしては、株の配当に近い機能があります。
ブロックチェーンのPos(プルーフ・オブ・ステーク)という仕組みでは、仮想通貨をステーク(預ける)している人が取引を検証・承認しています。
検証・承認に対する報酬が、ステーキング報酬です。
一般的に、個人のPCでステーキングをするのは難しいのですが、仮想通貨取引所や代行業者の仲介サービスでステーキングができます。
仮想通貨のステーキングのメリット
仮想通貨のステーキングのメリットは、以下の3つです。
- 自動で報酬が得られる
- 利回りが高い
- 簡単に始められる
自動で報酬が得られる
ステーキングを活用すれば、不労所得を作れます。
ユーザーがするのは最初の設定のみで、後は放置しておくだけで報酬が得られる仕組みです。
そのため、ステーキングは忙しい方や投資にリソースをさけない方におすすめの方法と言えます。
自動で利回りを稼ぎたい方は、仮想通貨のステーキングをしましょう。
利回りが高い
仮想通貨のステーキングは、利回りが高いです。
利回りは、ステーキングする通貨や期間によって変わります。
おおよそのステーキングの利回りは、年利1%~10%が一般的です。
日本の大手メガバンクの銀行預金の利回りが0.001%であることを考えると、かなり高い利回りと言えます。
簡単に始められる
ステーキングをするために、難しい手続きは必要ありません。
特に、海外の仮想通貨取引所では、仮想通貨を入金してからスピーディーにステーキングできます。
簡単に始められる点は、ステーキングの魅力の1つです。
仮想通貨のステーキングのデメリット
仮想通貨のステーキングのデメリットは、以下の2つです。
- ステーキング中に価格が下落するリスクがある
- 短期間で爆発的に稼げない
ステーキング中に価格が下落するリスクがある
ステーキングで利回りを稼いだとしても、仮想通貨の価値自体が下落してしまうと、トータルで損をしてしまう可能性があります。
具体例としては、以下の通りです。
100万分のビットコインを年利10%でステーキングしたとしましょう。
ビットコインの価値が変わらなければ、110万円に資産を増やせます。
しかしながら、ビットコインの価値が半分の50万円になってしまったら、利回りを足しても60万円に資産が減ってしまいます。
上記のように、仮想通貨の価値自体が下がる可能性があることを考慮しましょう。
短期間で爆発的に稼げない
ステーキングの性質上、短期間で爆発的に利益が出せる稼ぎ方ではありません。
ステーキングで稼ぐためには、長期で利益を見る必要があります。
仮想通貨のステーキングにおすすめの人
仮想通貨のステーキングに向いている人は、以下2つに当てはまる方です。
該当する方は、ステーキングを始めるのが良いでしょう。
- 長期目線で仮想通貨を保有している人
- 持っている仮想通貨を運用したい人
長期目線で仮想通貨を保有している人
長期目線で仮想通貨をホールドしている人は、ステーキングをすることで資産形成を加速させられます。
理由は、仮想通貨の売却をする予定がないなら、ステーキングをした方が、ただホールドするよりもトータルの資産額が増えるからです。
持っている仮想通貨を運用したい人
仮想通貨を運用したい方は、ステーキングを活用しましょう。
「運用」とひと言で言っても、仮想通貨には「DeFi運用」や「Dexの流動性提供」など、さまざまな運用方法があります。
ステーキングは、さまざまな運用方法の中でも、始めるのが簡単で利回りや安全性が高い方法です。
特に、仮想通貨の運用初心者にはおすすめの方法と言えます。
ステーキングできるおすすめの仮想通貨
ステーキングができるおすすめの仮想通貨は、以下の3つです。
- イーサリアム(ETH)
- カルダノ(ADA)
- テザー(USDT)
イーサリアム(ETH)
イーサリアムは、ビットコインに次ぐ時価総額2位の仮想通貨です。
創業者のヴィタリック・ブテリン氏は、アメリカのタイム誌が選出する「世界で最も影響力ある100人」に選出された経験があります。
時価総額が高いため、投資家から信頼されているとわかる仮想通貨です。
長期でステーキングするのに、適した仮想通貨とも言えます。
カルダノ(ADA)
カルダノ(ADA)は、イーサリアム(ETH)共同創設者の1人、チャールズ・ホスキンソン氏が開発した仮想通貨です。
2021年にPoS(プルーフ・オブ・ステーク)の仕組みに移行しました。
ADAコインは時価総額がトップ10にランクインし続けており、多くの取引所でステーキングができます。
テザー(USDT)
テザー(USDT)は、アメリカのドル(USD)と連動している仮想通貨です。
安定した価格の通貨を提供する目的で作られているため「ステーブルコイン」と呼ばれています。
USDTでステーキングをするメリットは、他の仮想通貨と異なり、ボラティリティが低くリスクを抑えて安定的に運用ができます。
安定的な価値の仮想通貨を運用したい方は、テザー(USDT)をステーキングしましょう。
仮想通貨取引所のステーキングの利率の一覧
各取引所と通貨のステーキングの利率は、以下の通りです。
取引所名 | ビットコイン(BTC) | イーサリアム(ETH) | カルダノ(ADA) | テザー(USDT) |
---|---|---|---|---|
Bybit(バイビット) | 1.5~1.8% | 1%~1.80% | 1.10~4.30% | 2.5~5% |
Kucoin(クーコイン) | 0.03% | 0.47~4.39% | 0.5%~8.35 | 0.14~0.58 |
MEXC(MXC) | 0.28% | 0.50% | 取扱いなし | 0.80 |
ステーキングできる仮想通貨取引所
ステーキングができる、おすすめの仮想通貨取引所を3つご紹介します。
- Bybit(バイビット)
- Kucoin(クーコイン)
- MEXC(MXC)
Bybit(バイビット)
Bybit(バイビット)は、完全日本語対応している仮想通貨取引所です。
日本語でのサポート(問い合わせ)にも対応しているため、初心者がステーキングをするのにおすすめの取引所と言えます。
Bybitでステーキングをするメリットは、以下の通りです。
- 完全日本語対応
- 利回りが高い
- 初心者でも操作しやすいサイトのデザイン
まだBybitでステーキングをしていない方は、Bybitに無料登録をしてステーキングを始めてみましょう。
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Kucoin(クーコイン)
Kucoin(クーコイン)は、2,000万人以上のユーザー数を誇る海外の人気仮想通貨取引所です。
クーコインでステーキングをするメリットは、次の通りです。
- 完全日本語対応
- 24時間365日サポート対応
- ユーザー数が多くセキュリティ水準が高い
ユーザーが多く信頼性の高い仮想通貨取引所でステーキングしたい方に、クーコインがおすすめです。
MEXC(MXC)
MEXC(MXC)は、世界中に600万人以上のユーザーがいる仮想通貨取引所です。
取扱い銘柄が1,100種類と多く、さまざまな仮想通貨をステーキングできます。
MEXCでステーキングをするメリットは、次の通りです。
- 取扱い銘柄が多く、時価総額の低い銘柄でもステーキングができる
- シンプルなサイトで初心者でも使いやすい
取り扱い銘柄が多い取引所でステーキングしたい方は、MEXCを使ってステーキングをしましょう。
仮想通貨のステーキングに関するよくある質問
仮想通貨のステーキングに関する、よくある質問をまとめました。
以下の2つです。
- Bybitの定期ステーキングとは?
- Bybitのステーキングに複利は適用されるのか?
Bybitの定期ステーキングとは?
Bybitの定期ステーキングとは、期間と利回りが固定されているステーキング方法です。
例えば「期間は30日で利回りは10%」のように、期間と利回りはステーキングの最中に変わることがありません。
一方で、同じくBybitの積み立てステーキングという仕組みだと期間が決まっていません。
いつでも引き出しが可能です。
また、ステーキングの最中に利回りが変動することがあります。
ロック期間がある代わりに、利回りが低くならないという点が定期ステーキングのメリットです。
Bybitのステーキングに複利は適用されるのか?
Bybitのステーキングに複利は、適用されません。
受け取った利回りを再度運用に回すことで、複利と同じ効果が得られます。
仮想通貨のステーキングまとめ
- ステーキングのメリットは、簡単に始められて、自動で報酬が得られる点
- ステーキングは「イーサリアム(ETH)」や「カルダノ(ADA)」「テザー(USDT)」といった仮想通貨を運用できる
- ステーキングする際のおすすめ取引所は「Bybit」「MEXC」「Kucoin」の3つ。
今回は、仮想通貨のステーキングについて解説しました。
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大学卒業後に米国株取引を始める。FX、先物、CFDを経験し、2017年のビットコインの高騰を見て仮想通貨取引に参入。主に仮想通貨FXで大きな収益を得ている。長年の経験から投資・金融に関する情報を発信。現在は、Fact of Moneyの運営責任者として記事の執筆・検収を行う。