ビットコインやイーサリアムといった仮想通貨と並ぶ知名度を誇るリップル。
Ripple社が開発した仮想通貨なので、リップルの愛称で親しまれていますが、通貨としての正式名称は「XRP」という名前です。
リップル(XRP)などの仮想通貨は一般にまだ浸透せず10年後など近い将来どうなるのか分からないので、投資をする人はまだまだ少ないです。
しかし、Ripple社が世界中の金融機関と提携していることからもリップル(XRP)は他の仮想通貨と違って、将来性を期待されています。
今週のリップル(XRP)は、ロシアのウクライナ侵攻に翻弄されつつも『1XRP=約¥83.86円*』まで価格を戻しています。一時的に70円台をマークしたものの再上昇の気配を感じさせる値動きとなっています。
※2022年3月8日11時現在の価格
この記事では、注目を浴びているリップル(XRP)の基本情報や10年後にどうなるのかという予想、それを踏まえた上での投資方法や注意点をご紹介していきます。
- リップル(XRP)は価格が上がることを期待されている
- Ripple社と世界の金融機関が提携していることからリップル(XRP)の実用化の可能性も
- リップル(XRP)の将来性を考えて、今から買っておくべき
- 仮想通貨の取引や保管には気をつける
- リップルを手軽に取引するならBybit(バイビット)がおすすめ
- Bybitに手数料無料でリップルを送金するならビットフライヤー
- LIGHT FX コイン の仮想通貨CFDも人気急上昇中
- 手数料無料&日本円で安全にレバレッジ取引できると話題
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目次
リップル(XRP)とは?
リップル(XRP)とは、アメリカのRipple社が開発している仮想通貨のことです。
2013年から配布が開始され、ビットコイン以外の暗号通貨の総称であるアルトコインの中でも代表的なものとされています。
リップル(XRP)は国際送金のしやすさから将来性に期待され、とても注目を集めている仮想通貨です。
リップルの基本情報
リップル(XRP)は、アメリカのRipple社から2013年に公開され、現在まで1,000億枚以上発行されています。時価総額は1兆1343億円で、仮想通貨の時価総額ランキングで3位と上位に位置している。
仮想通貨の中でもブロックチェーンを利用せず、XRP LedgerというRipple社独自の分散型の暗号台帳「リップルネット」を使用し、リップル(XRP)を中央管理しています。
また、一般的にリップルの愛称で知られていますが、通貨の名称は正確には「XRP」です。
リップルは国際送金に特化している
リップル(XRP)の最大の特徴は、国際送金に特化しているところです。
通常の仮想通貨は、ブロックチェーンによって取引をする人が分散することで保存するというシステムだが、Ripple社が独自に開発したコンセンサス・システムによって承認者の多数決により取引データが処理されます。
これによりビットコインでは10分ほど掛っていた決済処理をリップル(XRP)では数秒で行うことができ、国際送金を素早く行えます。
アルトコインの中でも随一の知名度を誇る
リップル(XRP)の知名度は、アルトコインの中でもイーサリアムなどの人気の仮想通貨と並ぶ知名度です。
先ほども説明した通り、リップル(XRP)は仮想通貨の時価総額ランキングで第3位であり、24時間取引高でも第7位となります。
国内の取引所でも「bitbank」や「ビットフライヤー」などといった有名な仮想通貨取引所でも取り扱われています。
リップル(XRP)の10年後はどうなる?
リップル(XRP)は、国際送金に優れて送金の速い点とリップルネットによる手数料の安さから10年後には実用的な通貨として使われるのではないかと期待されています。
現にRipple社が運営する国際送金システムのリップルネットは世界中の金融機関に利用されていて、企業との連携も進んでいます。
リップルが10年後無価値になる可能性
リップル(XRP)が10年後に無価値になる可能性は極めて低いでしょう。
先ほども述べたように、Ripple社が運営するリップルネットを世界中の金融機関が利用し、Ripple社との連携を図っています。
もし、リップルネットを用いて、送金システムが実用化されれば、リップル(XRP)も使われて、価値も上がるでしょう。
このようなことからリップル(XRP)が10年後に無価値になる可能性は極めて低いと考えられます。
リップルの価格が10年後に高騰する可能性
リップル(XRP)の実用化が進めば、10年後に価値が高騰する可能性はあるでしょう。
実際にアメリカのベンチャー向け株式市場のNASDAQでは、リップル(XRP)は数年で5ドルに到達すると予想されています。
また、アメリカを代表する経済紙「ウォールストリートフォーキャスト」でも、リップル(XRP)の価値予想を大物投資家や金融機関に予想してもらい、その多くが価値が上がることを予想しています。
リップル(XRP)が10年後に価格が上がる根拠
Ripple社と世界的な金融機関が提携している数は2019年1月時点で「200」を突破しています。
今までの国際送金の方法をRipple社の技術で簡略化すれば、将来的にリップル(XRP)の実用化も視野に入ってきます。
そうなれば、リップル(XRP)の価格が10年後には上がると予測されています。ここではリップル(XRP)の価格が10年後に上がる根拠をいくつか紹介します。
発行枚数が決まっているため
リップル(XRP)はこれまでに1000億枚発行されていて、現在は全ての発行が終了しています。
今後新しくリップル(XRP)が発行されることはありません。リップルネットワークで送金システムする度に、手数料として消費されるリップル(XRP)は使用されない傾向になります。
これにより、リップル(XRP)の流通枚数が減るので、リップル(XRP)の希少価値も上昇します。
今後の実用化に向けた価格高騰
Ripple社と世界的な金融機関が提携して国際送金システムを構築しようという動きがあります。
日本でもメガバンクがリップルネットに参画しています。実際に三菱東京UFJ銀行がリップルネットの技術を活用した国際送金サービスを行なっているそうです。
リップルネットが実用化すれば、リップル(XRP)を使って国際送金を行うようになります。このことから通貨としての価値も上がり、リップル(XRP)の価格も高騰すると考えられます。
リップルホルダーによる長期保有の増加
Ripple社は、1000億枚のリップル(XRP)をすべて発行済みで、そのうち550億枚のリップル(XRP)をRipple社が保有しています。
理由はリップル(XRP)が通貨としての価値があるため、Ripple社がリップル(XRP)の価格に急激な変化が起きないようにコントロールをしているからです。
このことからも個人でもリップル(XRP)を長期保有する人が増加すると考えられます。
リップル(XRP)の取引を始める流れ
リップル投資で無理なく効率的に利益を出すための取引の流れを紹介します。
- ビットフライヤーとBybit(バイビット)の口座開設
- ビットフライヤーから日本円でBTCを購入
- 必要に応じてBybit(バイビット)に送金
取引所はビットフライヤーとBybit(バイビット)を組み合わせて利用するのがおすすめ。
まずはリップルを購入する準備として、口座開設から送金までを完了させましょう。
ビットフライヤーとバイビットで取引の準備をする
仮想通貨を持ってない人はビットフライヤーで仮想通貨を購入しましょう。
日本円で仮想通貨を購入してからBybit(バイビット)に送金するのが最もお得な方法です。
取引の流れは以下を参考にしてください。
本人確認書類をアップロードし、後日に届く確認ハガキを待ちます。
口座開設に必要なものは以下の通りです。
- スマートフォンまたはPC
- 銀行口座
- 本人確認書類
本人確認書類は免許証やパスポートなど顔写真付きのものが必要です。
仮想通貨取引を始めるために必要な物はすでに持っているものなので特段の用意をする必要はありません。
口座開設し送金したところで取引に必要な準備が全て整いました。
リップル(XRP)で無理なく利益を出す投資方法
ここからは自身の希望に応じた取引方法を解説するのでチェックしてみてください。
- 日本円で安全にレバレッジをかけたい方
→ LIGHT FX コイン で仮想通貨CFD - 海外取引所へお得に送金したい
→ ビットフライヤー で購入&送金 - スキャルピングをしたい方
→ Bybit(バイビット)でFXトレード - レンディング・積立をしたい方
→ コインチェックでレンディング・仮想通貨積立
日本円で安全にレバレッジをかけたい方:国内取引所の仮想通貨CFD
日本円を元手に、最大2倍のレバレッジをかけて取引したい方には、国内取引所の仮想通貨CFDがおすすめです。
海外取引所は高いレバレッジで取引できる反面、仮想通貨の現物を送金する手間やリスクが生じます。
また、仮想通貨の現物預ける必要があるためハッキングによって流出する可能性がゼロではありません。
一方、仮想通貨CFDは日本円で取引が完結します。
送金の失敗やハッキングによる仮想通貨流出のリスクを気にせず、レバレッジを掛けて少額取引を始められるのです。
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- 取引手数料が基本無料で取引コストを抑えられる
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取り扱い銘柄数 | 2銘柄 |
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最低取引量 | 0.01BTC/0.1ETH |
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- 取引手数料が無料
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海外取引所に送金したい:ビットフライヤーで無料送金
次の章でご紹介するBybitのような仮想通貨海外取引所では、基本的に日本円の送金に対応していません。
そのため、仮想通貨を持っていない方は先に国内の取引所で仮想通貨を購入できます。
主要な国内取引所の大半がリップルを取り扱っていますが、最もおすすめなのがビットフライヤーです。
ビットフライヤーならリップルの送金手数料が無料なので、無駄なコストを掛けず海外取引所に送金できます。
仮想通貨銘柄 | 送付手数料 |
---|---|
ビットコイン | 0.0004 BTC |
リップル | 無料 |
イーサリアム | 0.005 ETH |
ポリゴン | 19 MATIC ETH |
メイカー | 0.02 MKR |
シンボル | 2 XYM |
チェーンリンク | 1 LINK |
ポルカドット | 0.1 DOT |
テゾス | 0.1 XTZ |
ステラルーメン | 無料 |
ネム | 3 XEM |
ベーシックアテンショントークン | 5 BAT |
イーサリアム・クラシック | 0.005 ETC |
ライトコイン | 0.001 LTC |
ビットコインキャッシュ | 0.0002 BCH |
モナコイン | 無料 |
リスク | 0.1 LSK |
ビットフライヤー自体も非常に優秀な国内取引所で、ビットコインの取引量が国内トップ*2 。
*2 Bitcoin日本語情報サイト調べ。
国内暗号資産交換業者における2021年の年間出来高(差金決済/先物取引を含む)
流動性の高い取引を希望される方には、ビットフライヤーがおすすめです。
Sqreen社の世界140の仮想通貨取引所を対象とした調査*1 でビットフライヤーのセキュリティは最高レベルの評価を獲得しており、初心者から上級者まで安心して取引できます。
*1 Sqreen社調べ。
2018年1月発表、世界140の仮想通貨取引所を対象に調査。
これで完了です。
このまま保有するか、海外取引所に手数料無料で送金しましょう。
スキャルピングをしたい方:BybitでFXトレード
1日の間に繰り返し取引を行い、1回あたりの利益は少ないながらも着実に狙いながら資産を増やしていく取引方法です。
Bybit(バイビット)は成行注文では手数料がかかってしまいますが、指値注文が通れば、手数料を抑えることができることも強みです。
それに加え、Bybitの取引システムは強靭で流動性も高く、混雑時でも注文が通りやすいためスキャルピングに向いていると言えます。
レンディングをしたい方:コインチェックでレンディング
仮想通貨のレンディングとは、口座に預けている仮想通貨を第三者に貸し、利息で利益を得ることを指します。
レンディングは仮想通貨の取引によって起こり得るリスクを負うことなく資産を増やすことができる手法として人気です。
コインチェックのレンディングは貸出期間が終了すると、貸し出した仮想通貨に利用料が上乗せされて返却されます。
さらに「自動貸出機能」を使うと、貸出期間が満了した注文を自動的に再貸し出しすることができ便利です。
これで一通りの登録が完了したのでいつでもレンディングを始めることができます。
積立で稼ぎたい方:コインチェックで仮想通貨積立
仮想通貨積立は毎月一定の額で同じ仮想通貨を自動引き落としで購入していく投資方法です。
コインチェックのCoincheckつみたてでは、月々1万円から積み立てられるため気軽に始められます。
解約したい場合は、Coincheckつみたてのページにアクセスするだけでいつでも停止することができるので安心です。
一攫千金などを求めずに着実な利益を見込める長期的な投資をしたい方におすすめです。
リップル(XRP)を取引する際の注意点
ここまでリップル(XRP)が将来的に価格が上がることを期待されていることからおすすめする根拠や投資方法を紹介してきました。
しかし、価格高騰が期待されているとは言え、過度な方法で取引をするのは注意です。ここではリップル(XRP)を取引する際の注意点をいくつかご紹介します。
【注意①】ハイレバレッジはリスクが高い
リップル(XRP)などのアルトコインは、値動きの幅が広いためレバレッジ取引で大きな収益(ハイリターン)も得られますが、リスクもその分大きいです。
レバレッジ取引とは、証拠金という自分のお金を担保したものを取引所に預けて、その何倍ものお金を取引することです。
リップル(XRP)のような発展途上の仮想通貨は普通の株などと比べて、レバレッジ取引で儲けやすいのですが、その反面不安定であるため大きな損失もしやすいので注意です。
【注意②】ボラティリティを考慮に入れる
リップル(XRP)をはじめとするアルトコインはボラティリティが高いと言われています。
ボラティリティとは、資産価格の激しさを表すパラメーターのことです。
ボラティリティが大きいと儲ければ大きな利益を出すことができますが、大きく価格が動いた時に、大きな損失を出す可能性も大いにあります。
なので、リップル(XRP)で投資する際は、ボラティリティを考慮して取引を行うことが必要です。
【注意③】秘密鍵はハードウェアウォレットで守る
仮想通貨取引所などはサイバー攻撃を受けやすいため、仮想通貨取引所だけで管理するのはおすすめしません。
なので、リップル(XRP)などの仮想通貨を保管するための「ウォレット」というネット上の財布を持ちましょう。
特にハードウェアウォレットという電子機器に秘密鍵を保管するタイプのウォレットがおすすめです。
ハードウェアウォレットは、ウォレットをオンライン媒体と分離させているため、ハッカーから秘密鍵を狙われるリスクを大幅に下げます。
【まとめ】リップル(XRP)の10年後を見据えて投資しよう!
- リップル(XRP)は価格が上がることを期待されている
- Ripple社と世界の金融機関が提携していることからリップル(XRP)の実用化の可能性も
- リップル(XRP)の将来性を考えて、今から買っておくべき
- リップルを手軽に取引するならBybit(バイビット)がおすすめ
- Bybitに手数料無料でリップルを送金するならビットフライヤー
- LIGHT FX コイン の仮想通貨CFDも人気急上昇中
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Ripple社の高い技術によってリップル(XRP)は国際送金がしやすく、手数料を安くすることを可能にしています。
このことからRipple社と世界中の金融機関が手を組み、10年後など近い将来にリップル(XRP)が普通の通貨として実用的に使われるかもしれません。
そうした予想を踏まえてみるとリップル(XRP)が10年後には物凄い価格に上がっていることも考えられます。
この記事を読んで、リップル(XRP)が気になった方はぜひ購入を考えてみてください。
大学卒業後に米国株取引を始める。FX、先物、CFDを経験し、2017年のビットコインの高騰を見て仮想通貨取引に参入。主に仮想通貨FXで大きな収益を得ている。長年の経験から投資・金融に関する情報を発信。現在は、Fact of Moneyの運営責任者として記事の執筆・検収を行う。