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米国株が気になる人のための基本的知識

米国株が気になる_サムネ

ここまでいくつも投資関連の記事を執筆してきましたが、今回は、その中でも米国株についてのより包括的な記事をお送りしたいと思います。

なお、今回の記事は、今までと同じように、株式についての経験や知識があまりない(または全くない)初心者の方を対象としています。

この記事の概要
  • 株式は企業による資金調達の手法の一つ
  • 投資家にとって「お金からお金を産む」チャンス
  • 取引には為替の理解が必要
  • ニューヨーク証券取引所とナスダックがある
  • 日本時間では23:30〜翌実6:00
  • 米国株では1株からの少額購入が可能

株式とは

株式とは

まずは、株式についてです。

株式とは、企業による資金調達の手法の一つです。

最近ではクラウドファンディングが人気を集めていますが、株式は、それよりもずっと前から、世界規模で採用されており、これが、世界経済を支えていると言っても過言ではありません。

企業にとっては資金調達の手段ですが、投資をする人(投資家)にとっては、「お金からお金を産む」チャンスです。

株式を取引し、各タイミングでの値段の違いを利用することで、利益を上げることができます─もちろん、投資に絶対的な結果はありませんが。

株式投資から利益を上げるためにいくつものテクニックがありますが、まずは基礎を理解することが重要です。これは米国株にも言えることです。

米国株の取引を始めるのであれば、まずは、いくつかの特徴を理解しておくことをおすすめします。

1. 為替

為替

まずは、為替についてです。

つまりは、通貨の値動きのことで、これを理解した上で取引を始めることをおすすめします。

日本の株式の取引であれば、日本円で決済ができます。

一方で、米国株では、アメリカドルが必要になります。

実際には、日本円を支払って取引ができるのですが─これについて少しだけ説明を加えておきます。

米国株を購入するのに、日本の証券会社が使えます

日本の株式を購入するのと同じ要領で大丈夫です。違うのは、アメリカドルへの両替があること。

そうです。日本円で購入しますが、証券会社の方でアメリカドルへの両替が行われます。

ですので、為替が介在するのです。日本円で支払う限り、そのタイミングにより、アメリカドルでいくらに相当するのかが異なります

ですので、実質的に、株式の取引をしながらFX(外国為替)の取引をしていることになります。

二重の取引が発生していると考えるのが妥当でしょう。

これをリスクと捉えることもできますが、逆に、より多くを稼ぐ機会と考えることもできます。

2. 取引時間

取引時間

米国株を扱うということは、アメリカの取引時間に倣うことを意味します。

日本の株式であれば、例えば、東京証券取引所(これに限らず複数あります)の取引時間などに従います。

この東証を例にすれば、取引時間は平日の9:00~11:30と12:30~15:00です。

一方で、米国株はアメリカの取引所の取引時間に従って行います

先の例のように、アメリカにも複数の取引所があります。

ニューヨーク証券取引所とナスダックです。

米国株を扱ったことのない人でも、これらの名前は聞いたことがあるのではないでしょうか。

そして肝心の取引時間ですが、ニューヨーク証券取引所とナスダックの両方が9:30〜16:00となっています。

しかし、これは現地の時間です。

日本とアメリカの間には当然時差があります。

日本では、23:30〜翌実6:00となります。

ちなみにこれがサマータイムにあたるときには、1時間ずれて22:30〜翌実5:00です。

いずれにしても、日本では夜中から早朝にかけてが取引時間になるということです。

これが便利か不便かは、それぞれの投資家のライフスタイルによります。

例えば日中は会社で仕事をして夜に株式取引に集中したい人にとっては、非常に都合のいい時間帯だと言えます。

逆に寝るのが非常に早い人にとっては、億劫に感じるかもしれません。

ただし、先の取引時間が全てではありません。

プレ・マーケットとアフター・マーケットというものがあります

これは、取引時間の前後に追加されるおまけのようなものです。

これを考慮すれば、日本時間にして、開始は22:00(サマータイムでは21:00)、終了は10:00(サマータイムでは9:00)になります。

というわけで、米国株は取引時間の長さという意味で、非常に柔軟な選択肢となっています。

3. 少量の購入が可能

少量の購入が可能

米国株の強みとして、少量の購入が可能です。

日本の株式では、普通、購入できるのは100株からです。

もし1株が2000円であれば、これを100倍した20万円が最低でも必要ということになります。

このような理由で、日本における株式の購入は少し「ハードルが高い」と感じる人が少なくありません。

一方で、米国株では1株からの購入が可能です。

もし、先と同じように1株が2000円であれば、そのまま2000円からの購入ができます。

小さな単位での取引をしてみたい、まずは、1株から所有してみたい、という人には魅力的な特徴です。

まとめ|米国株が気になる人のための基本的知識

まとめ

この記事のまとめ
  • 株式は企業による資金調達の手法の一つ
  • 投資家にとって「お金からお金を産む」チャンス
  • 取引には為替の理解が必要
  • ニューヨーク証券取引所とナスダックがある
  • 日本時間では23:30〜翌実6:00
  • 米国株では1株からの少額購入が可能

いかがでしたでしょうか。

今回は、3つの特徴に焦点を当てて米国株についてご紹介しました。

米国株への興味が強まったのではないでしょうか。

米国株は、日本の多くの人がなんとなく思っているよりも、身近で簡単に扱えるものです。

もちろん株式には浮き沈みがあります。

このリスクを考慮した上で、健全な取引をされることをお祈りしています。

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記事執筆者
執筆者足立海
大学卒業後に米国株取引を始める。FX、先物、CFDを経験し、2017年のビットコインの高騰を見て仮想通貨取引に参入。主に仮想通貨FXで大きな収益を得ている。長年の経験から投資・金融に関する情報を発信。現在は、Fact of Moneyの運営責任者として記事の執筆・検収を行う。