仮想通貨業界に衝撃を与えたFTXの経営破綻。
仮想通貨取引所の運営における健全性や、セキュリティへの関心が高まっています。
本記事ではFTX事件の経緯をふまえ、世界で最も歴史のある仮想通貨取引所として知られる「BTCC」のセキュリティ対策について解説します。
安心して利用できる仮想通貨取引所を探している方は参考にしてください。
- FTX事件は経営者の不正が問題視されている
- FTXは破綻直後にハッキングされ、セキュリティの脆弱性が浮き彫りになった
- BTCCは3ヵ国からライセンス取得している
- BTCCは、過去にハッキング被害を受けたことがない
- BTCCは、流動性が高いので、注文が通りやすい
目次
FTX事件の経緯
ここでは、FTX破綻までの経緯をわかりやすく解説していきますので参考にしてください。
FTXの姉妹企業であるアラメダ・リサーチの資産の大部分が、FTXの発行するトークン「FTT」で構成されていたことが発覚。
2022年6月時点で146億ドルと言われていた資産の40%以上をFTT及び担保FTTが占め、現金は全体の1%ほどしか保有していないことが明らかになりました。
アラメダ・リサーチは2017年にFTX創業者のサム・バンクマンフリード氏が設立した投資会社であり、姉妹企業同士の不正融資が疑われることとなりました。
As a result of corporate due diligence, as well as the latest news reports regarding mishandled customer funds and alleged US agency investigations, we have decided that we will not pursue the potential acquisition of https://t.co/FQ3MIG381f.
— Binance (@binance) November 9, 2022
大手仮想通貨取引所Binanceが保有しているFTTを全て売却すると発表。
仮想通貨市場でもFTTの売却が大量に行われ、価格が約1/5に急落。
多くの仮想通貨投資家がFTXに預けている資産を失う恐れを感じて、出金停止になるほど大量の出金が行われました。
This afternoon, FTX asked for our help. There is a significant liquidity crunch. To protect users, we signed a non-binding LOI, intending to fully acquire https://t.co/BGtFlCmLXB and help cover the liquidity crunch. We will be conducting a full DD in the coming days.
— CZ 🔶 Binance (@cz_binance) November 8, 2022
FTX創業者のサン・バンクマンフリード氏が援助を求め、救済策としてBinanceがFTXの買収を発表しました。
As a result of corporate due diligence, as well as the latest news reports regarding mishandled customer funds and alleged US agency investigations, we have decided that we will not pursue the potential acquisition of https://t.co/FQ3MIG381f.
— Binance (@binance) November 9, 2022
買収発表の翌日には、BinanceがFTXの買収を撤回しました。
FTX内部の実態を把握し、負債総額の大きさや米国規制当局による調査の可能性を考慮し断念したとしています。
Press Release pic.twitter.com/rgxq3QSBqm
— FTX (@FTX_Official) November 11, 2022
11月11日には、FTXが経営破綻を発表しました。
破産の対象は、FTXと関連会社の約130社です。
同時に、CEOのサン・バンクマンフリードは辞任を発表しました。
経営破綻が確定した12日にはFTXがハッキングされ、670億円相当の資産が流出したと報じられています。
BTCCの安全性・セキリュティ対応
FTX破綻を受け、中央集権型取引所の経営実態に疑問の声が挙がっています。
特に、安全性に懸念のある資金運用・レンディングやステーキングなどの商品を提供している海外仮想通貨取引所各社は、セキュリティやPORによる財務状況の証明が求められています。
今回の件を受け、2011年の設立から1度もハッキングを受けていないことで知られる仮想通貨取引所BTCCに取材を実施。
以下のように回答しています。
BTCC
BTCCのビジネスはシンプルで透明性が高く、ユーザー資産を金融取引やクオンツに運用することなく、純粋に取扱手数料のみで利益を得ています。
FoM編集部
BTCC
事件についての続報はぜひBTCCのSNSをフォローしてご確認いただければ幸いです。
BTCCは、公式サイトでもFTXやアラメダ及びFTTに関する影響は受けないと発表しています。
POR(ルーフ・オブ・リザーブ)について
FoM編集部
BTCC
FoM編集部
BTCC
第三者によって行われる独立した残高確認で、カストディアンが顧客のために資産を保有していることを確認することを目的としています。
出典: https://www.kraken.com/ja-jp/proof-of-reserves
FoM編集部
BTCC
ビットコインを預けるとビットコインで、テザーを預けるとテザーで保管されます。 ユーザーの裁量で預けた資金を管理することができます。
BTCC
またBTCCで取り付け騒ぎになる可能性ありません。
BTCCの基本情報
名称 | BTCC |
---|---|
本拠地 | イギリス |
取扱銘柄数 | 40種類以上 |
最大レバレッジ | 150倍 |
日本語 | 対応 |
スマホアプリ | 対応 |
BTCCはイギリスのロンドンに拠点を置く、仮想通貨取引所です。
手数料の安さは業界トップクラスの特徴を持ち、ユーザーの口座残高が多いと手数料が「0.03%」で取引できます。
最大レバレッジも150倍まで取引ができ、ゼロカットシステムを導入しているため、初心者でも安心です。
日本語に対応しており、スマホアプリもあるので、仮想通貨初心者でも気軽に取引できる取引所と言えます。
カナダ・アメリカ・ヨーロッパで3つのライセンスを取得
BTCCはカナダ・アメリカ・ヨーロッパで3つでライセンスを取得しています。
- アメリカ:アメリカ金融犯罪取締ネットワーク局(FinCEN)発行の暗号資産ライセンス
- カナダ:カナダ金融取引・報告分析センター(FINTRAC)発行の暗号資産ライセンス
- ヨーロッパ:リトアニア法人登録局発行の暗号通貨ライセンス
過去にハッキング被害を受けたことがない
BTCCは設立してから11年以上、無事故でサービスを提供しており、信頼できる取引所です。
仮想通貨取引所はハッキングの対象にされやすく、FTXの一件でも670億円以上が流出したとされています。
大切な資産を守るため、セキュリティ対策が万全な取引所を選択しましょう。
BTCCのセキュリティ対策についてはこちらの章でご紹介します。
流動性が高く、約定しやすい
BTCCは、流動性が高く約定しやすい点が特徴です。
流動性の高いほど、注文が約定しやすい傾向があります。
取引が少なく流動性が低い場合、注文が上手く通らず想定外の価格で約定する可能性もあります。
BTCCは流動性の向上に力を入れており、まとまった注文でも数秒で約定され、小さなスプレッドで取引できます。
BTCCはデモ取引を導入しており、リアルな取引と同じ環境で取引が可能です。
仮想通貨の投資経験を積みたい方はBTCCを検討するのがおすすめと言えます。
BTCCのセキュリティ対策
ここでは、BTCのセキュリティ対策についてご紹介します。
ユーザーの資産と完全分離
BTCCの資産と顧客資産は完全に分離されおり、当然ながら自社業務のために顧客資産を使用することはありません。
FTX事件ではユーザーの資産を関連会社に貸付したことが問題視されました。
ユーザー資産をコールドウォレットで管理
BTCCは、コールドウォレットでユーザーの資産管理を行っています。
コールドウォレットは、インターネットを切り離して保管するため、第三者やハッカーによる不正アクセスのリスクを下げることができます。
専門家チームがシステム監査
BTCCでは専門家チームがシステム監査を行い、侵入テストなどにより日々セキュリティ能力を向上させています。
アカウント情報の暗号化
BTCCでは全てのアカウント情報を暗号化し、アクセスを厳重に管理しています。
情報を暗号化することで、万が一サイバー攻撃に遭っても個人情報情報が特定されないよう対策を講じています。
資金を流用していない
BTCCは融資のためのトークン発行やプロジェクトにも参加していないため資金の流用はありません。
例えばFTXでは独自トークン「FTT」トークンを担保として融資を行っていたことが問題の一端となっています。
今回のFTX事件により各社が取引所トークンの存在意義を再考するなか、ビジネスを顧客の取引に絞っているBTCCは顧客資産を保全する観点でも安全と言えます。
BTCCの2段階認証の設定方法
BTCCには以下の通り3種類の2段階認証設定が可能です。
- 携帯電話番号認証
- メールアドレス認証
- Google認証システム
特に出金時の2段階認証を有効にするとセキュリティが強化できます。
Google認証システムは、あらかじめ「Google Authenticator」のアプリをインストールしておくとスムーズに設定が可能です。
口座開設後、セキュリティ対策として設定しておきましょう。
アプリでログインを行い、ホーム画面左上のメニューバーをクリック。
画面が切り替わり、画面上部の項目から「セキュリティ設定」をクリックします。
画面が切り替わり、Google認証コードアプリのインストールの指示があります。
既にインストールしている方は「次へ」をクリック。
画面が切り替わり、セッアップキーが表示されますのでコピーします。
問題なければ 「次へ」をクリック。
Google認証アプリを開き、右下の「+」マークをクリック。
セットアップキーを選択してください。
アカウント情報の入力が表示されます。
セットアップキーは先程コピーしたものを貼り付けてください。
アカウント名は他と間違えないように「BTCC」を入力します。
以上で二段階認証の設定は完了です。
BTCCの口座開設方法
BTCCはゼロカットシステムを採用した最大150倍のレバレッジを提供しており、初心者でも安心して取引できる取引所です。
BTCCの口座開設は下記の通り準備が必要です。
- メールアドレス
- 本人確認書類
- スマホ
本人確認時に書類の撮影とユーザーの顔認証でスマホを使用します。
本人確認書類は下記のいずれかを準備してください。
- パスポート
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- 戸籍謄本/住民票
BTCCのセキュリティ|まとめ
- FTX事件は経営者の不正が問題視されている
- FTXは破綻直後にハッキングされ、セキュリティの脆弱性が浮き彫りになった
- BTCCは3ヵ国からライセンス取得している
- BTCCは、過去にハッキング被害を受けたことがない
- BTCCは、流動性が高いので、注文が通りやすい
今回はBTCCのセキュリティについて解説してきました。
FTX事件は仮想通貨業界に衝撃を与え、未だ多くのユーザーが資産を引き出せていない状況です。
今回の事件を受けて仮想通貨取引所に対する規制が強化される可能性もあり、仮想通貨業界全体がセキュリティやガバナンスについて見直す必要があるでしょう。
BTCCでは、ユーザーの資産を完全分離やコールドウォレットなどを採用しているため、セキュリティ対策は万全です。
過去にハッキング被害も受けたことがなく、3ヵ国からライセンスを取得しているため、安心できる取引所と言えます。
安心して利用できる仮想通貨取引所を探している方は、BTCCを検討してみてはいかがでしょうか。
大学卒業後に米国株取引を始める。FX、先物、CFDを経験し、2017年のビットコインの高騰を見て仮想通貨取引に参入。主に仮想通貨FXで大きな収益を得ている。長年の経験から投資・金融に関する情報を発信。現在は、Fact of Moneyの運営責任者として記事の執筆・検収を行う。