ゆうちょの個人年金保険をわかりやすく解説!貯金代わりにおすすめの変動年金とは?

ゆうちょ個人年金サムネイル

ゆうちょの個人年金について、サクッと把握したいな。

ゆうちょの個人年金は変動年金として知られています。

ですが、通常の変額個人年金保険よりも安定性が高く、貯金代わりとしておすすめです。

このページではゆうちょの個人年金について、わかりやすく解説します。

個人年金保険の基礎知識や、ゆうちょの個人年金保険とiDeCoの違いなどもご紹介するので、ぜひ参考になさってくださいね!

ゆうちょにおける個人年金の概要
  • ゆうちょの個人年金保険は、「変額年金保険」「財産形成年金定額貯金」の2種類
  • ゆうちょの変額年金保険には、「届くしあわせ」「ハッピーロード」の2つがある
  • ゆうちょの変額年金保険には最低保証額があるため、安全性が高い
  • 「長寿しあわせ」はゆうちょではなく、かんぽ生命の個人年金保険
  • ゆうちょのiDeCoで現在申し込めるのは、「ゆうちょAプラン」のみ
  • ゆうちょの個人年金保険は、iDeCoよりも安定志向の人におすすめ
  • ゆうちょのiDeCoは、所得が多い人や自らが積極的に運用したい人におすすめ

個人年金保険の基礎知識

個人年金 ゆうちょ_基礎知識のイメージ画像

個人年金保険ってなんだっけ?
なんとなくイメージできるけど、よくわかんないな…。

そんなあなたのため、まずは個人年金保険の基礎知識をご紹介します!

なお、「さきにゆうちょの個人年金をチェックしたいな」という方は、以下のジャンプボタンをクリックしてくださいね!

貯金代わりにおすすめの積立は?ゆうちょ銀行の個人年金保険

個人年金とは私的に用意する年金のこと

個人年金とは、老後のことを考えて自ら年金を蓄える商品のことです。

保険会社と契約して、あらかじめ決められたやり方で積み立てます。

個人年金保険は確実性が高く、支払額より受取額が大きくなるケースが多いことが魅力。

そのため、若い世代にも人気が出るほど。

とくに20代の加入率が急上昇しているので、若い人も要チェックです。

20代の方がどれくらい個人年金保険に加入しているのかについては、以下の記事でご紹介しています。

20代におすすめの個人年金保険ランキングも掲載しているので、ぜひご覧くださいね!

個人年金保険20代サムネイル 20代におすすめの個人年金保険ランキングTOP3!シュミレーション比較で魅力が丸わかり

個人年金はざっくり2種類にわけられる

個人年金保険は大きく2種類にわけられます。

個人年金における2つの種類
  1. 変額個人年金保険(変動年金)
  2. 定額個人年金保険

「変額」と「定額」は、年金の受取金額が変動するかどうかを意味します。

上記2種類のおもな特徴は、以下のとおりです!

2種類の個人年金保険の特徴

項目 変額個人年金保険(変動年金) 定額個人年金保険
受取額 変動 固定
最低保証額 なし あり
メリット ・運用益が増えるほど受取額が増える
・インフレに強い
・受取額が決まってるので、将来設計がしやすい
・個人年金保険料控除に該当すれば、税金面で優遇される
デメリット ・運用がうまくいかないと元本割れのリスクがある
・運用手数料が発生する
・インフレ時には実質的な受取額が少なくなってしまう
主な支払方法 一括 月払い、年払いなど

これらの個人年金保険の特徴について、サクッと把握しておきましょう!

① 変額個人年金保険(変動年金)

変額個人年金保険(変動年金)とは支払った保険料でお金を運用し、その結果で受取額が変わる個人年金のこと。

うまくいけば受取金額を大きく増やせるほか、物価の上昇にも強い特徴があります!

しかし運用が失敗すれば元本割れしてしまう恐れもあるので、気を付けなければいけません。

変額個人年金保険の特徴は、以下です!

変額個人年金保険の特徴

受取額 変動
最低保証額 なし
メリット ・運用益が増えるほど受取額が増える
・インフレに強い
デメリット ・運用がうまくいかないと元本割れのリスクがある
・運用手数料が発生する
主な支払方法 一括

変額個人年金保険には上記のような特徴がありますが、ゆうちょの変動年金はより安全性が高いといえます。

この点については以下の見出しでご紹介していますので、さきにご覧になりたい場合は以下のボタンをクリックしてくださいね。

貯金代わりにおすすめの積立は?ゆうちょ銀行の個人年金保険

② 定額個人年金保険

定額個人年金保険とは、あらかじめ年金の受取額が固定されている個人年金のことです。

契約時にいくら受け取れるかがわかっているので、将来設計がしやすくなることがメリット。

元本割れの心配も極力減らせます。

その一方で、物価の上昇に弱く、実質的に損してしまう恐れがあるので要注意。

たとえば物価が倍になると、受取額が半減したことと同じになります。

定額個人年金保険の特徴については、こちらをご覧くださいね!

定額個人年金保険の特徴

受取額 固定
最低保証額 あり
メリット ・受取額が決まってるので、将来設計がしやすい
・個人年金保険料控除に該当すれば、税金面で優遇される
デメリット ・インフレ時には実質的な受取額が少なくなってしまう
主な支払方法 月払い、年払いなど

【前提】ゆうちょ銀行は、郵便局でもかんぽ生命でもない

個人年金 ゆうちょ_郵便局とかんぽとは違うイメージ画像

郵便局では、ゆうちょ銀行やかんぽ生命の商品を取り扱っており、混同されやすいといえます。

ゆうちょの個人年金と、かんぽの個人年金の見分けがつかない…

こういった方も少なくありません。

そこで大前提として、ゆうちょ銀行と郵便局、かんぽ生命の関係性などをお伝えしておきますね!

ゆうちょ銀行・郵便局・かんぽ生命の相関図

個人年金 ゆうちょ_日本郵政グループの相関図のイメージ画像

画像出典:jp-bank.japanpost.jp

上記がゆうちょ銀行と郵便局、かんぽ生命の相関図です。

このようにゆうちょ銀行と郵便局、かんぽ生命は別会社。

ですが、郵便局ではゆうちょ銀行やかんぽ生命が業務をおこなっているので、間違えやすいといえます。

この3社は、すべて日本郵政グループですが別会社ということをおさえておきましょう!

(参考)かんぽ生命の個人年金保険は「長寿しあわせ」のみ

「長寿しあわせ」って、ゆうちょの個人年金保険だよね…?

長寿しあわせは、かんぽ生命の個人年金保険です。

個人年金 ゆうちょ_かんぽ生命の長寿しあわせのイメージ画像

画像出典:jp-life.japanpost.jp

ゆうちょ銀行の個人年金保険だと勘違いしている人も多いので、ここでしっかりと把握しておきましょう!

貯金代わりにおすすめの積立は?ゆうちょ銀行の個人年金保険

個人年金 ゆうちょ_ゆうちょの個人年金保険のイメージ画像

貯金代わりにおすすめって聞いたけど、ゆうちょの個人年金保険って、どんな感じかな?

ゆうちょ銀行の個人年金保険は、大きくわけて以下の2種類です。

ゆうちょ銀行における2つの個人年金保険
  1. 変額年金保険
  2. 財産形成年金定額貯金

ゆうちょの個人年金保険について、わかりやすくお伝えしますね!

① 変額年金保険

ゆうちょの変額年金保険には、「届くしあわせ」「ハッピーロード」の2種類があります。

両者の特徴は以下となります!

ゆうちょの変額年金保険2種の特徴

項目 届くしあわせ ハッピーロード
最低保証額 100% 100%または110%
目標値の設定 ・110%
・115%
・120%
・105%~200%(1%きざみ)
契約年齢 0~75歳 ・0~80歳
積立期間 15年~20年 ・10年
・15年
・20年
年金の種類 【目標達成時】
・確定年金【目標未達・未設定の場合】
・確定年金
・年金総額保証付終身年金
・保証期間付終身年金
・保証期間付夫婦年金
・確定年金
・年金総額保証付終身年金
年金受取期間 ・5年
・10年
・15年
・20年
・終身
・5年
・10年
・15年
・20年
・終身
保険料の支払方法 一時払い 一時払い

ゆうちょの変額年金保険の特徴は、最低保証額があること。

支払った保険料を最低保証してくれたうえで、余剰資金で積極的に運用する方式です。

この点をおさえたうえで、2つの変額年金について、見ていきましょう!

届くしあわせ

個人年金 ゆうちょ_届くしあわせのイメージ画像

画像出典:ms-primary.com

届くしあわせは、「運用成果自動確保機能」があることが特徴的。

目標値に達した際に利益を自動的に確保してくれます。

100%の最低保証があることもメリット。

届くしあわせの特徴は、以下の表をご覧くださいね!

届くしあわせの特徴

最低保証額 100%
目標値の設定 ・110%
・115%
・120%
契約年齢 0~75歳
積立期間 15年~20年
年金の種類 【目標達成時】
・確定年金【目標未達・未設定の場合】
・確定年金
・年金総額保証付終身年金
・保証期間付終身年金
・保証期間付夫婦年金
年金受取期間 ・5年
・10年
・15年
・20年
・終身
保険料の支払方法 一時払い

ハッピーロード

個人年金 ゆうちょ_ハッピーロードのイメージ画像

画像出典:ms-primary.com

ハッピーロードは、外貨で運用する個人年金保険。

届くしあわせよりも目標値を細かく設定できることがポイントです。

ハッピーロードの特徴については、以下の表をご覧くださいね。

ハッピーロードの特徴

最低保証額 100%または110%
目標値の設定 ・105%~200%(1%きざみ)
契約年齢 ・0~80歳
積立期間 ・10年
・15年
・20年
年金の種類 ・確定年金
・年金総額保証付終身年金
年金受取期間 ・5年
・10年
・15年
・20年
・終身
保険料の支払方法 一時払い

② 財産形成年金定額貯金

個人年金 ゆうちょ_財産形成年金定額貯金のイメージ画像

画像出典:jp-bank.japanpost.jp

ゆうちょの財産形成年金定額貯金は、60歳以降に受け取る年金を積み立てるタイプの個人年金保険。

非課税で貯金できることで人気です。

ゆうちょ銀行の公式ページにわかりやすく特徴がまとめられていたので、以下も参考になさってくださいね。

個人年金 ゆうちょ_財産形成年金定額貯金のイメージ画像

画像出典:jp-bank.japanpost.jp

ゆうちょの財産形成年金定期貯金の対象者などについては、こちらにまとめました!

財産形成年金定期貯金の特徴

対象者 満55歳未満の勤労者
据置期間 預入日から起算して6か月
※5年以上継続の預入が条件
預入金額 1ヶ月1,000円以上(1,000円単位)
※ボーナス月の増額も可能
預入限度額 550万円(他の財形商品との合計)
備考 勤務先とゆうちょ銀行が契約する必要あり

貯蓄よりも積極的に!ゆうちょのiDeCoとは

個人年金 ゆうちょ_ゆうちょのiDeCoのイメージ画像

ゆうちょのiDeCoには「ゆうちょAプラン」「ゆうちょBプラン」があります。

ですが現在、新規取扱いがされているのは「ゆうちょAプラン」のみです。

個人年金 ゆうちょ_ゆうちょAプランのイメージ画像

画像出典:jp-bank.japanpost.jp

ゆうちょAプランの給付方法は3種類。

加入期間傷害死亡などの状況によって給付金が異なります。

運用商品については、投資信託預貯金の2種類に大別できます。

投資信託は26種類、預貯金は8種類から選択可能。

ゆうちょAプランの特徴については、以下をご覧くださいね。

ゆうちょAプランの特徴

給付の種類 ・老齢給付金
・障害給付金
・死亡一時金
運用商品 ・投資信託(26種類)
・預貯金(8種類)
途中解約 不可
加入対象者 60歳未満の第1号~第3号被保険者
手数料 ・加入手数料
・掛金収納等手数料
・年金資産管理等手数料
・運営管理機関手数料
・給付時手数料
・還付時手数料
※契約内容によって、上記手数料が発生

ゆうちょの個人年金保険とiDeCo違い一覧表

個人年金 ゆうちょ_個人年金とiDeCoの違いのイメージ画像

ゆうちょの個人年金とiDeCoの違いって、なんだろう?
ざっくりと特徴を把握したいな。

ゆうちょの個人年金保険とiDeCoにおける特徴の違いは、以下をご覧ください。

ゆうちょの個人年金保険とiDeCoにおける特徴の違い

項目 個人年金保険 iDeCo
目標値の設定 あり なし
元本保証 あり なし
税金控除額 小さい 大きい
解約 できる できない
運用者 三井住友海上プライマリー生命 契約者

このように、ゆうちょの個人年金保険は、より安全に年金を積み立てられる特徴があります。

元本保証があることや途中解約ができるところがメリットです。

そのためゆうちょの個人年金保険は、今後の見通しが立てづらい若い世代や、着実に年金を蓄えたい方におすすめ。

その一方でゆうちょAプランは、税金の控除額が大きく、自らが積極的に運用できることが魅力的。

所得額が大きい人や、運用に興味がある人におすすめです!

個人年金保険とiDeCoの違いが気になる方は、以下のページも参考になさってくださいね。

個人年金積立サムネイル 個人年金の積立をシミュレーション&積み立てのコツ4選!iDeCoとの違いとは?

【まとめ】ゆうちょの個人年金を正しく理解しよう!

個人年金 ゆうちょ_まとめのイメージ画像

それでは最後に、ゆうちょの個人年金について、おさらいしておきましょう!

ゆうちょにおける個人年金のまとめ
  • ゆうちょの個人年金保険は、「変額年金保険」「財産形成年金定額貯金」の2種類
  • ゆうちょの変額年金保険には、「届くしあわせ」「ハッピーロード」の2つがある
  • ゆうちょの変額年金保険には最低保証額があるため、安全性が高い
  • 「長寿しあわせ」はゆうちょではなく、かんぽ生命の個人年金保険
  • ゆうちょのiDeCoで現在申し込めるのは、「ゆうちょAプラン」のみ
  • ゆうちょの個人年金保険は、iDeCoよりも安定志向の人におすすめ
  • ゆうちょのiDeCoは、所得が多い人や自らが積極的に運用したい人におすすめ

ゆうちょの個人年金保険は変動年金にもかかわらず、最低保証額があることが大きなメリット。

元本割れすることなく運用実績を期待できるので、初心者にピッタリ。

目標値を設定すれば、到達時点で利益を確定してくれる点も嬉しいポイント。

その一方で、税金の控除額を増やしたい人や、運用に積極的な人には物足りないと思うことも。

そんな方にはゆうちょのiDeCo「ゆうちょAプラン」がおすすめです。

今回の記事を参考に、あなたに合った個人年金保険を選んでくださいね!