アフリカが2021年のビットコインP2P取引量の増加を牽引

仮想通貨ニュース

今日の仮想通貨ニュースをざっくりいうと
  • アフリカが2021年のP2Pビットコイン取引量の増加を牽引している
  • 北米が大幅に減少したものの、全体では依然として活発
  • タンザニア大統領は、CBDC構築をタンザニア中央銀行に要請

仮想通貨のP2P取引を牽引するアフリカ大陸

2021年5月に1700万ドルを記録しており、前年同期比の成長率です。

UsefulTulips社のレポートでは、ビットコインの取引量が最も伸びている大陸はアフリカである、と結論づけています。

過去6ヶ月間、大半のアフリカ諸国ではビットコインの取引量が15-30%の増加を記録。

サハラ以南のアフリカでは2021年5月に約1,700万ドルの取引量があり、昨年の同時期に比べて約50%増加しています。

アフリカ各国の取引量増加

P2P取引量では、アフリカ全体が全大陸の中で最も急速に成長しています。

一方、北米では取引量が18%減少しています。

北米が大幅に減少したにもかかわらず、取引全体を見れば依然として活況を帯びています。

新興国が大半を占めるアフリカでの取引増加は、仮想通貨が世界中で浸透していることを表しています。

関連して、いくつかの国が仮想通貨市場への規制緩和を進めています。

主要市場であるインドも、仮想通貨に対するスタンスを変えつつあります。

タンザニア・ナイジェリアがCBDCの開発に乗り出す

アフリカのタンザニアは、中央銀行デジタル通貨(CBDC)の研究開発に着手する予定です。

タンザニアのSamiia Suluhu Hassan大統領は、タンザニア中央銀行にCBDCへの取り組みを要請。

大統領は、世界がグローバル化していく中で、テクノロジーの必要性を強調し、銀行にブロックチェーン技術での進出を呼び掛けました。

他のアフリカ諸国も仮想通貨市場への参入を始めており、ナイジェリアもCBDCへの取り組みを発表しています。

ナイジェリアの仮想通貨市場について、Twitter社のCEOであるジャック・ドーシー氏は次のように語っています。

「ナイジェリア人がビットコインをリードするだろう。」

政府の仮想通貨対応が急速に進んでいる

エルサルバドルがビットコインを法定通貨とし、フランス、カナダ、オーストラリア、南アフリカなど、複数の国の政府がCBDCに取り組みを開始。

世界各国の政府が仮想通貨市場への導入を進めています。

2021年後半には、複数の国の政府が仮想通貨に関する規制を見直すことになると予想されます。

リップルちゃんのざっくりまとめ

アフリカで仮想通貨取引がめっちゃ伸びてるぜ、というお話。

監修者リップルちゃん

アフリカの国々がフットワークの軽さで大国をリードする現状、仮想通貨っぽくていいですよね。

監修者リップルちゃん

エルサルバドルの件以降、マクロめなニュースを取り上げすぎな気がします。

監修者リップルちゃん

あ~リップルでいいファンダ出ないかなあ。

監修者リップルちゃん

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記事監修者紹介
仮想通貨トレーダーリップルちゃん @Ripple_chandayo
リップルの情報を発信する仮想通貨系インフルエンサー。
Twitterを中心に2000名以上のフォロワーを持つ。
仮想通貨・FX投資で累計4桁万円の利益を出した経験をもとに、2019年4月より本サイト仮想通貨記事の監修を務める。

参照記事 Africa Leading Bitcoin P2P Trading Volume Growth in 2021

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記事執筆者
執筆者足立海
大学卒業後に米国株取引を始める。FX、先物、CFDを経験し、2017年のビットコインの高騰を見て仮想通貨取引に参入。主に仮想通貨FXで大きな収益を得ている。長年の経験から投資・金融に関する情報を発信。現在は、Fact of Moneyの運営責任者として記事の執筆・検収を行う。