【50代】自動車保険料ランキング|年齢別に安く加入できる保険会社はどこ?

50代自動車保険料ランキング

記事監修者紹介
ファイナンシャルプランナー髙橋洋子髙橋 陽子
日本生命保険相互会社にて3年半以上勤務し、年間100組以上のコンサルティングを行う。
その後、2019年4月より当メディアにて保険をはじめとする金融記事の監修を務める。

50代で安く加入できる自動車保険ランキング!

50代となると、多くの方は、子供が成人し、自動車を運転するようになるので、運転者条件を家族限定として、補償範囲を広げる必要が生じます。50代は運転技術が蓄積されてくるうえに、年齢的な体力の低下も少なく、40代とともに、もっとも事故を引き起こす可能性が低い年代と言えましょう。

50代で年間保険料が安い自動車保険ランキング(車両保険無しの場合)

順位 会社名 保険料額
1位 セゾン自動車保険 34,970円
2位 イーデザイン損保 40,080円
3位 SBI損保 42,320円
4位 ソニー損保 42,690円
5位 セコム安心マイカー保険 42,810円
6位 損保ジャパン 69,400円
7位 あいおいニッセイ同和 92,960円
【見積もり試算条件】
車種:トヨタ・カローラルミオンNZE15N(平成19年10月)
契約種別:新規加入
運転者条件:本人及び家族限定
補償範囲:35歳以上補償
年齢:56歳
使用目的:日常・レジャー
年間走行距離:5,000㎞
免許の色:ゴールド
等級:6等級
対人・対物:無制限
人身傷害:3,000万円
車両保険:なし

ランキング(車両保険無し)の特徴

50代のランキングでも、相変わらず、ランキング上位を通販型が独占しています。通販型が、安い保険料ランキングの上位を独占することは、別に珍しいことではありませんが、50代のランキングでは、他の年代と比較して、少し変わったところがあります。

それは、セゾン自動車保険が、この50代の世代のランキングの中で、非常に目立った存在となることです。セゾン自動車保険が提供する自動車保険サービス「おとなの自動車保険」は、40代50代のドライバーの事故率が他の世代と比較して低くなる傾向を考慮し、この世代向けの保険料の割引を行っています。

セゾン自動車保険の「大人の自動車保険」は、ダイレクト型自動車保険で、新規契約獲得件数が、40代・50代部門で3年連続で1位を獲得していますが、このことも、大人の自動車保険が50代のドライバーが利用する自動車保険としては際立った存在であることを意味しています。

老舗である代理店型の保険会社である損保ジャパンやあいおいニッセイ同和の自動車保険の保険料は、相変わらず、ダイレクト型と比較してかなり高い水準となっています。代理店型の自動車保険会社は、大手損害保険会社が運営していることがほとんどで、そういった会社は、法人契約や自賠責保険で大きな利益を上げているので、個人向け任意自動車保険にはあまり熱心でないのかもしれません。

50代で年間保険料が安い自動車保険ランキング(車両保険ありの場合)

同じく、50代の方が、トヨタ・カローラルミオンを運転すると想定し、今度は、車両保険を付帯させた状態で、各自動車保険会社の見積もりを取り、保険料の安い順位にランキングしてみました。

順位 会社名 保険料額
1位 セゾン自動車保険 48,260円
2位 損保ジャパン 86,610円
3位 ソニー損保 96,480円
4位 あいおいニッセイ同和 161,150円
【見積もり試算条件】
車種:トヨタ・カローラルミオンNZE15N
契約種別:新規加入
運転者条件:本人及び配偶者限定
補償範囲:35歳以上補償
年齢:56歳
使用目的:日常・レジャー
年間走行距離:5,000㎞
免許の色:ゴールド
等級:6等級
対人・対物:無制限
人身傷害:3,000万円
車両保険:有、免責5~10万円、保険金額190万円~205万円

ランキング(車両保険あり)の特徴

車両保険を付帯した条件で調査したランキングの方でも、40代50代に強いセゾン自動車保険会社の強さが際立っています。車両保険の免責金額がほぼ同じでも、ダントツに良いコストパフォーマンスを提示しています。ランキング2位の損保ジャパンの保険料の半分近くの保険料でほぼ同じ自動車保険サービスを提供していますから、その価格の安さは半端ではありません。

この他、このランキングの特徴としては、ほとんどのランキングで、同じ条件ならば、通販型の自動車保険料が代理店型の保険料より安くなるのですが、50代のランキングに関しては、2位の代理店型の損保ジャパンの保険料が、3位のソニー損保の保険料よりも安くなるという逆転現象を起こしています。

代理店型の自動車保険会社の保険料が高いといっても、ノンフリート等級が高く、割引が使える場合には、大幅な割引が適用されるので、実際に支払う保険料がそれほど高くならないというケースもあります。代理店型の保険会社もあなどってはなりません。

上記のランキングでは、割引が適用されないノンフリート等級の6級で調査してありますので、割引率の大きい級を基礎条件に調査した場合、通販型と代理店型の保険料の差は、それほど大きくならないかもしれません。

50代で年間保険料が安い自動車保険ランキング(子供も運転する場合)

ランキング(車両保険無し)では、運転者条件を本人及び配偶者限定、年齢条件を35歳以上としていますが、これは、50代の夫婦で、子供がいない又は18歳未満で自動車を運転しないケースを想定しています。

しかし、50代では、同居している未婚の子供が成人していて、親の自動車を運転するケースもそう珍しくなくなっています。そこで基本比較条件について、運転者条件を本人及び配偶者限定から家族限定に、年齢条件を35歳以上補償から21歳以上補償に変更し、それ以外の条件はまったく変えずに、各自動車会社の見積もりをとり、自動車保険料ランキングとしてまとめてみました。

順位 会社名 保険料額
1位 セゾン自動車保険 34,970円
2位 イーデザイン損保 53,830円
3位 セコム安心マイカー保険 74,130円
4位 ソニー損保 75,410円
5位 あいおいニッセイ同和 134,050円
【見積もり試算条件】
車種:ホンダ・オデッセイ・RC4(平成28年2月)
契約種別:新規加入
運転者条件:家族限定
補償範囲:21歳以上補償
年齢:56歳
使用目的:日常・レジャー
年間走行距離:5,000㎞
免許の色:ゴールド
等級:6等級
対人・対物:無制限
人身傷害:3,000万円
車両保険:なし

ランキング(子供も運転する場合)の特徴

運転者条件を家族限定とし、年齢条件を21歳以上補償として見積もりを行った場合は、同じ条件で見積もりを行った40代のランキングとほぼ同じ結果となっています。

40代50歳の保険料が割安であるセゾン自動車保険の「おとなの自動車保険」が、ここでもランキング第1位を獲得しています。40代のランキングと比較して、3位のセコム安心マイカー保険と、4位のソニー損保が入れ替わっておりますが、それ以外に大きな変化はなく、保険料も各保険会社について、40代と50代はほぼ同じ水準となっています。

ランキング上位の自動車会社の解説

上位にランキングされた自動車保険会社の中から、セゾン自動車保険、損保ジャパン、SBI損保の3社について、解説していきます。

セゾン自動車保険について

セゾン自動車保険は、車両保険を付帯したランキングでも、車両保険を付帯しないランキングでも、それぞれ第1位を獲得しています。セゾン自動車保険の提供する「おとなの自動車保険」は、40代50代のユーザーに特別な保険料割引を行うという顕著な特徴を持っています。

セゾン自動車保険というと、聞きなれない名前ですが、損保ジャパン日本興亜グループの一員なので、つい最近設立されたベンチャー企業等ではありません。損保大手である損保ジャパン日本興亜グループが長年培ってきた保険ノウハウを利用できるので、安定感があります。

おとなの自動車保険は、40代50代のユーザー向けの特別の割引制度の他にも、インターネット手続申込割引、走った分にもとづいて保険料が計算される制度、基本補償と必要な特約を自由に組み合わせて契約できる仕組みなど、さまざまなユーザーにメリットのある制度が設けられています。これらを上手に活用すれば、さらに、自動車保険料を安くできます。

損保ジャパンについて

損保ジャパンは、正式名称を損保ジャパン日本興亜株式会社といいます。損保ジャパンは、2017年4月現在で、資本金が700億円、総資産額が7兆5,687億円、世界32の国・地域、228都市に展開する、超巨大企業です。

創業は1888年(明治21年)と非常に古く、日本の損害保険業界の老舗です。この損保ジャパンも自動車保険サービスを提供しています。しかし、親会社が超巨大企業でも、損保ジャパンの自動車保険のランキングは、代理店型ということもあって、あまりよくありません。

保険業界の老舗なので、保険サービスのクオリティが低いということはないと思われますが、コストパフォーマンスはよくなく、これでは、優秀な通販型の自動車保険会社を顧客満足度ランキングで上回ることはまずないでしょう。

こういった大企業は、個人向けの自動車保険で儲けなくても、自賠責保険や法人向けの自動車保険で莫大な利益を上げますから、任意の自動車保険にはそれほど力を入れていないのかもしれません。

SBI損保について

SBI損保は、SBI証券、住信SBIネット銀行等を傘下に収めるSBIホールディングのグループ企業です。SBIグループの培ってきた利便性の高いインタ―ネット金融サービスのノウハウを生かして、低価格の保険料と高いクオリティの自動車保険サービスの実現を目指す会社です。

SBIというアルファベットを使った会社なので、一瞬、外資系の会社かとも思われますが、れっきとした日本企業です。通販型の自動車会社には、アクサ・ダイレクトやチューリッヒのような外資系の企業が参入しており、連日のように、TV広告で放送されるために、横文字の保険会社はすべて外資系のようなイメージがありますが、SBI損保は、日本企業であることに間違いはありません。

SBI損保は、インタ―ネット金融の会社から発展・派生した会社なので、自動車保険サービスはちゃんと提供できるのか、という不安はあります。しかし、オリコン日本顧客満足度ランキング(自動車保険・保険料部門)で、2010年から2016年間で7年連続で1位を獲得したという実績を考えると、大手の損害保険会社が親会社でないからちゃんとした自動車保険サービスは提供できないということは、誤った考えであることがわかります。

50代の自動車保険を安くするコツ

50代からの自動車保険料を安くするコツとしてまず考えられるのは、50代の自動車保険に対して非常に強い、セゾン自動車保険の「おとなの自動車保険」への契約替えを検討してみることが考えられます。

「おとなの自動車保険」は、50代のドライバーの事故率が非常に低いという事実に着目して、この年代のドライバーに対する自動車保険料に対して大幅な割引を実施します。セゾン自動車保険の公式HPから、自動車保険料の見積もりを取ることができますから、一度、それを活用して、この保険に切り替えた場合の保険料の試算をしてみるといいでしょう。

その他、これは50代に限らず、すべての年代について言えることですが、代理店型の自動車保険に加入している方であれば、それを通販型の自動車保険に切り替えると、保険料を大幅に安くできます。

通販型の自動車保険が登場した直後は、通販型では事故対応がちゃんとできないのではないかとか、保険金がきちんと支払われないのではないか、等という不安の声がよく聞かれました。しかし、その後の実通販型の自動車保険の実績が、そのような考えが間違っていたことを証明しました。

今では、事故対応やロードサービスなどクオリティ面で、代理店型の自動車保険会社のそれを上回る通販型の自動車保険会社も出てきています。そのような状況下にあっては、代理店型の自動車保険会社にこだわっている必要はまったくありませんから、保険料を安くしたいのであれば、できるだけ早く通販型にことがおススメです。

50代の自動車保険の相場と選び方

50代になると実際の事故率を反映して、自動車保険料は徐々に上がってきます。しかし、まだまだそれは低額の水準にあります。また、適切な保険会社を選択することにより、保険料の節約が十分に可能です。以下では、50代の自動車保険料の相場とその選び方について解説します。

50代の自動車保険料の相場

ホンダフィットクラスの車両で、対人・対物無制限、本人限定の条件で50代に自動車保険に加入した場合の年間保険料は、車両保険付きで約65,000円、車両保険無しで約41,000円となります。この水準はほぼ30代前半の保険料と同水準になります。

保険会社 車両保険あり
(一般型)
車両保険あり
(エコノミー型)
車両保険なし
SBI損保 72,560円 51,800円 34,590円
チューリッヒ 56,090円 47,180円 37,340円
ソニー損保 89,250円 64,610円 44,950円
【見積もり試算条件】
車種:ホンダ・フィットGK3
使用目的;日常・レジャー
年間走行距離:4000km以上~5000km未満
運転免許証:ブルー
年齢制限;30歳以上補償
運転者制限;本人限定

対人・対物:無制限
搭乗者: 1000万円
人身傷害:3000万円

なお、長期間継続して保険に加入されていた方で、その期間が無事故の場合には、ノンフリート等級が相当上に行っています。その場合には、最大で上記の基本保険料の60%の割引を受けることが可能です。ノンフリート等級が高い方は、上記の保険料よりよりも相当に割安の料金となります。

安く加入できる自動車保険会社についてはこちら記事をご覧ください。

50代の自動車保険の選び方

おススメの自動車保険の内容

自動車保険会社には、リスク細分化を行っているところがあります。たとえば、一般の自動車保険では、35歳以上の方の場合、他の条件が同一であれば、一括して同じ保険料額となります。しかし、保険会社には、50代においては1歳刻みの年齢で保険料金を設定しているものもあります。

1歳刻みに保険料を設定していれば、一般的には、35歳以上に一括して同じ保険料を設定している会社よりも、保険料が節約できます。50代においては、こういったリスク細分化を行っているところが、おススメの保険会社となります。

結婚して別居することになった子がいる場合には要注意

50代になると、子供が結婚して別居を始めることも多くなります。そうすると、保険内容の変更が必要になる場合があるので注意が必要です。たとえば、自動車保険に家族限定条件を付けていると、同居の未婚の子は補償対象となりますが、別居している子は補償されません。

したがって、結婚して別居した子が帰省した際、親の自動車を運転する場合には、親の自動車保険から家族限定条件を外しておかないと、万が一の事故の場合に補償を受けることができません。

結婚して別居した子供が親の自動車を運転する可能性がない場合には、親の自動車の保険に家族限定条件をつけたまま年齢条件を引き上げることにより保険料を節約できます。しかし、帰省した際に親の自動車を運転する場合には、保険料が上がっても、家族限定条件を外しておく必要があります。

ノンフリート等級の引継ぎについて

子供が自分名義の自動車を購入して新規に自動車保険に加入する場合、親のノンフリート等級が高い場合には、親が自分のノンフリート等級を子供に引き継がせて、自分は新規のノンフリート6等級で新たに保険に入り直す方法により保険料を節約する方法があります。

一般的なノンフリート等級は16等級から20等級までが割引率60%です。親が子の等級に該当する場合、子にこの等級を譲れば、年齢の低い子は、高額な基本保険料に対して相対的に大きな割引を受けることができます。

高い等級を譲った親は、新規6等級から保険契約をやり直すわけですが、年齢の高い親の場合には、基本保険料が低額ですから、子に譲ったことにより等級が下がっても、それほど大きな損失は被りません。よって、親子が支払う保険料の総額においては、保険料の節約になります。

無事故または事故の少ない方が50代になりますと、ノンフリート等級は60%割引かそれに近い割引を受けることができる水準に達しています。子供も丁度自動車運転適齢期を迎えるころですので、この方法による保険料の節約が十分に考えられます。

50代の自動車保険満足度ランキング

50代の方には、どのような自動車保険が満足できるのでしょうか?「価格.com」と「オリコン」が毎年、年代別の自動車保険満足度調査を行っているので自動車保険選びの参考にしましょう。

価格.comの50代自動車保険満足度ランキング

順位 保険会社 ポイント
1 三井ダイレクト損害保険 74.6
2 ソニー損害保険 73.18
3 セゾン自動車火災保険 73.01
4 チューリッヒ保険会社 72.88
5 SBI損害保険 71.29

オリコンの50代自動車保険満足度ランキング

順位 保険会社 ポイント
1 三井ダイレクト損害保険 76.17
2 イーデザイン損害保険 75.97
3 ソニー損害保険 75.85
4 セゾン自動車火災保険 75.79
5 チューリッヒ保険 74.61